米スポーツ専門メディア『ブリ―チャー・レポート』は21日（日本時間22日）、パイレーツの若き天才右腕ポール・スキーンズ投手に関する話題を取り上げた。
先発投手に故障者が続出しているドジャースを始め、パドレスやカブスなど地区首位を走る球団を中心にトレード案を提示。長年低迷する弱小パイレーツが抱える、球界最高の逸材に注目した。
◆パイレーツGMは剛腕スキーンズのトレードを否定も……風向きが変わる可能性 米メディアが指摘したのは「成績不振でそのGMが解任」
■名物記者は「現実的ではない」と否定するも……
『ブリ―チャー・レポート』の野球専門Xアカウント「B/R Walk-Off」は同日、パイレーツのエース右腕スキーンズのトレード案を球団ごとに作成。開幕から好調の強豪を中心に、対価となる選手をピックアップした。
ナ・リーグ西地区のドジャースには、15日（同16日）にメジャーデビューを果たした強打のダルトン・ラッシング捕手を筆頭に、チームの有望株ランキングトップのホセ・デパウラ外野手とアレックス・フリーランド内野手との3対1のパッケージを提案。「これらのトレードが実現すると思いますか？」と記し、ファンからの反響に興味を寄せた。
一方で、同メディアのYouTubeチャンネルに出演した『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者は、「スキーンズはドジャースが必要としている投手だが、トレードは現実的でない」と否定的な意見。ドジャースがリハビリを通じて投手陣を立て直す可能性に期待したが、現在の状況は持続不可能と警告を発した。
ドジャースは20日（同21日）の山本由伸に続き、この日は先発のダスティン・メイが6回1失点と好投を見せた。佐々木朗希にブレイク・スネル、タイラー・グラスノーらの復帰まで3番手以降の投手が不確定な状況で具体的なアクションを起こすのか。注目が集まっている。
◆パイレーツGMは剛腕スキーンズのトレードを否定も……風向きが変わる可能性 米メディアが指摘したのは「成績不振でそのGMが解任」
