
卓球の「WTTコンテンダーチュニス」は26日、準々決勝が行われ、女子シングルスでは張本美和(木下グループ)、早田ひな(日本生命)、大藤沙月、横井咲桜(ミキハウス)がベスト4進出を決めた。今大会は上位シードを日本選手が占めたなか、上位を独占している。
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■上位シードの日本勢が躍動
今回女子シングルスで3連覇がかかるのが第1シードの張本美。初戦から順当に勝ち進むと、準々決勝ではクリスティーナ・シェルベリ(スウェーデン)と対峙した。世界76位の選手相手に第1ゲームを5-11でものにされたが第2ゲーム以降に修正。第3、4ゲームはともにデュースを14-12で勝利して、3連覇へあと2勝とした。
第2シードの早田はアンドレア・ドラゴマン(ルーマニア)、リンダ・ベリストローム(スウェーデン)を退けて迎えたのは長﨑美柚(木下グループ)。同じサウスポーの22歳に対して、第3ゲームまではいずれも2点差以内という接戦となったなか、2-1と王手をかけて迎えた第4ゲームを11-6でものにして4強入りした。
これで、同じく勝ち上がりを見せた大藤が張本美との対戦が決まり、注目のマッチアップが実現。また、横井も早田と決勝進出をかけた戦いに挑むことになり、日本女子からシングルスの優勝者が決まることが確定した。
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