【MLB】マリナーズの正捕手ローリー、魚雷バットで「ジャッジ超え」の“6戦6発”アーチ量産 スイッチヒッター“左打席のみ”で使用 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】マリナーズの正捕手ローリー、魚雷バットで「ジャッジ超え」の“6戦6発”アーチ量産 スイッチヒッター“左打席のみ”で使用

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【MLB】マリナーズの正捕手ローリー、魚雷バットで「ジャッジ超え」の“6戦6発”アーチ量産 スイッチヒッター“左打席のみ”で使用
  • 【MLB】マリナーズの正捕手ローリー、魚雷バットで「ジャッジ超え」の“6戦6発”アーチ量産 スイッチヒッター“左打席のみ”で使用

マリナーズカル・ローリー捕手が17日(日本時間18日)、敵地グレートアメリカン・ボールパークでのレッズ戦に「3番捕手」で先発出場。9回表の打席で今季8号アーチを放った。

昨季34本塁打を記録したスイッチヒッターのローリーは、11日(同12日)から現在話題の「トルピード(魚雷)バット」を左打席のみで使用。6試合で6発と本塁打を量産し、アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)らを抜き去り、ア・リーグ単独2位に躍り出た。米シアトルの複数メディアが報じている。

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■強打重視の左打席で好相性

現在28歳のローリーは、2021年にメジャー初昇格を果たすと、翌22年には119試合で27本塁打を記録。三振は多いものの一発が魅力で、23年には30本塁打、昨季は34本塁打で打線をけん引。守備でも、ゴールドグラブ受賞者からリーグで1名だけ選出されるプラチナグラブ賞を獲得。先月25日(同26日)には、6年総額1億500万ドル(約157億5000万円)で契約延長し、名実ともにマリナーズの看板選手に成長した。

マリナーズの地元メディア『シアトルスポーツ』は17日(同18日)、「絶好調のカル・ローリーが左打席でのみ魚雷バットを使用する理由」と題して記事を投稿。左右の打席で異なるタイプのバットを選んだローリーのコメントを掲載した。

記事によると、スイッチヒッターのローリーは、左打席では長くバランスの取れた重量配分の魚雷バットで強打を重視。やや大味で、水平気味のスイングが特徴の右打席では、少し短く先端に重さが集中している従来の物を使用しているとのこと。

■捕手の球団記録更新、通算100号も達成

11日(同12日)に初めて魚雷バットを使用した際には、いきなり左打席で試合を決める決勝アーチ。マリナーズの捕手として球団記録トップに立つ通算96号本塁打を放った。以降は左打席で3試合連発、16日(同17日)には両打席で1本ずつ、さらに17日(同18日)は再び左打席で豪快な8号ソロとアーチを量産。直近6戦6発で、ついにア・リーグ単独2位に躍り出た。

ローリーは「これからも使い続けるよ」と、手応えを感じている様子。自身の打撃スタイルを的確に把握し、左右の打席でバットを使い分ける。捕手らしい頭脳的なスタイルでトレンドを採り入れているようだ。

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