
第85回桜花賞(GI、芝1600m)が行われる阪神競馬場の馬場情報が13日、JRAより発表された。阪神は芝・ダートともに「良」でスタート。
芝のクッション値は「9.7/標準」、芝の含水率はゴール前12.9%、4コーナー10.4%と計測され、土曜の芝のクッション値は「9.4/標準」だったため、朝の段階では未明から断続的に降っている雨の影響はなさそうだ。
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■土曜阪神芝は極端な優劣なし
桜花賞と同コースで行われた土曜阪神11R・阪神牝馬S(サフィラ)は芝1600m1分32秒8と、例年と遜色ない好時計が出た。好発から道中2番手につけた勝ち馬サフィラは上がり3F33秒3、6番手から追い上げた2着アルジーヌは33秒0、追い込んだ3着ラヴァンダは32秒7と、速い上がりが求められている馬場状態だった。
土曜阪神芝に内外の極端な優劣は見られなかったが、日曜は雨予報のため、傾向が変わる可能性はあるので注意したい。
血統面から注目は今年のGIはロードカナロア産駒が現在3連勝中。先週の大阪杯はベラジオオペラが勝ち、本日の阪神牝馬Sでも2着アルジーヌはロードカナロア産駒と勢いが止まらない。
桜花賞で父ロードカナロア産駒はチェルビアット、ダンツエランの2頭。とくに馬場が悪化すると外差し傾向となる例が多々あり、不良馬場のファンタジーSを勝っているダンツエランは道悪なら要注意だろう。
2025年桜花賞(当日)
┗ゴール前=芝12.9%|ダ4.2%┗4コーナー=芝10.4%|ダ3.4%芝のクッション値=9.7[標準]
2024年桜花賞(ステレンボッシュ)
含水率└ゴール前=芝10.9%|ダ6.2%└4コーナー=芝11.7%|ダ8.7%芝のクッション値=9.3[標準]
2023年桜花賞(リバティアイランド)
含水率└ゴール前=芝10.8%|ダ9.9%└4コーナー=芝9.9%|ダ10.6%芝のクッション値=9.4[標準]
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