【MLB】“自己最多10奪三振”の山本由伸、決め球スプリットは「コントロール、落ち幅に自信」と手応え 指揮官も称賛「素晴らしい投球」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】“自己最多10奪三振”の山本由伸、決め球スプリットは「コントロール、落ち幅に自信」と手応え 指揮官も称賛「素晴らしい投球」

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【MLB】“自己最多10奪三振”の山本由伸、決め球スプリットは「コントロール、落ち幅に自信」と手応え 指揮官も称賛「素晴らしい投球」
  • 【MLB】“自己最多10奪三振”の山本由伸、決め球スプリットは「コントロール、落ち幅に自信」と手応え 指揮官も称賛「素晴らしい投球」

ドジャース山本由伸投手が28日(日本時間29日)、本拠地でのタイガース戦に先発。2本のソロを浴びたものの5回を5安打2失点でまとめ、メジャーでは自己最多の10奪三振を記録した。試合は延長10回裏にムーキー・ベッツ内野手のサヨナラ3ランが飛び出し、ドジャースが8-5と劇的勝利。東京シリーズのカブス戦を含め、開幕4連勝を飾った。米放送局『スポーツネットLA』などが試合の様子を伝えている。

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■2発浴びるも「試合に勝てて良かった」

今季2勝目を目指してマウンドに上がった山本だったが、タイガースの一発攻勢に苦しんだ。2回1死から7番ディロン・ディングラー捕手に右中間スタンドへ運ばれると、3回無死からは1番グレイバー・トーレス内野手にツーシームを捉えられ、左越えに被弾。ボール自体は走っていたが、少し甘く入ったところを痛打された。

結局この日は5回91球、5安打2失点で降板。白星こそ付かなかったものの、メジャーでは自己最多となる10奪三振を記録するなど好投した。

山本は試合後、「集中して試合に入れました。もう少し良い投球ができたのではないか、という感覚はありますが、試合に勝てたのはすごく良かったです」と振り返り、チームのサヨナラ勝利を喜んだ。

■投げ合った元同僚は「特別な存在」

10奪三振のうち8個をスプリットで仕留めたが、冴え渡ったこのボールに関しては「(今季は)コントロールの面だったり、落ち幅だったり、そういうところは自信を持って投げ込めています。それがいい結果につながっていると思いますし、多少カウントが悪くなっても、しっかりと腕を振って投げることができています」と明かした。

タイガース先発は、昨季までの同僚ジャック・フラハティ投手。一緒にチームを支え、ワールドシリーズ制覇に貢献した元同僚については「(彼は)特別な存在です。今日も良い投球をしていましたし、『さすがだな』と思って見ていました」と称えた。

デーブ・ロバーツ監督は試合後、「ヤマモトは素晴らしい投球をしていたと思います。5回で91球を投げましたが、三振も多く奪いました」とコメント。その上で「本塁打を打たれましたが、トーレスに打たれたツーシームも悪くなかったと思います。ただ、(相手に)良いスイングをされたということです」と擁護した。

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