
卓球の「WTTチャンピオンズ重慶2025」は15日、男子シングルスの準々決勝が行われ、世界ランキング4位の張本智和(智和企画)は同28位の篠塚大登(愛工大)と対戦。ゲームカウント3-1で勝利して準決勝進出を決めた。
◆【実際の映像】張本智和が同級生・篠塚大登撃破で会心ガッツポーズ 試合を決めた白熱ラリーと終了後の様子
■2003年生まれと注目対戦
第4シードとして2試合連続ストレート勝ちを収めた張本智と対するのは篠塚。1回戦で元世界ランキング1位のドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)、2回戦でも経験豊富な李尚洙(韓国)を逆転で下した篠塚が同級生対決を迎えた。
第1ゲームは4-3からのラリーを制した張本智に対し、篠塚も長短織り交ぜたレシーブて対抗する。8-8から篠塚の強打をブロックし、直後のボールを篠塚が仕留めるなど一歩も引かないままデュースに突入。10-10からのラリーを制した張本智が最後も手堅いバックでポイントを奪い、12-10で先手を取る。
第2ゲームも互角の入りとなったなか、張本智が2-2から連続ポイントで篠塚を引き離す。5-2からの中陣での打ち合いも制した張本智は直後の篠塚のサービス2本もポイントにする。篠塚の反撃を抑えた張本智が11-6で王手をかける。
第3ゲームは先にリードした張本智に篠塚も対抗し、3-4からフォアを振り切るなど積極的な姿勢を見せる。張本智のサービスにも的確なレシーブで応対し、鋭いチキータも見せるなど修正力を見せた篠塚が4-11でものにする。
第4ゲームは張本智が3-1と流れに乗ったところで篠塚がタイムアウト。4-1のビハインドから篠塚が3連続ポイントで追いついたが、5-5から前に出た篠塚にブロックで対応した張本智がそのまま点差を離す。直後のラリーも制するなど中盤以降を支配した張本智がマッチポイントからポイントを奪い、
準決勝まで勝ち進んだ張本智は王楚欽(中国)とトルルス・モーレゴード(スウェーデン)の勝者と対戦する。
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張本智和がパリ五輪代表対決を制しベスト4へ🔥
篠塚大登はベスト8で終戦。#WTTチャンピオンズ重慶 2025🇨🇳
男子シングルス準々決勝
🇯🇵#張本智和 3-1 #篠塚大登🇯🇵
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— テレ東卓球情報 (@tvtokyo_tt) March 15, 2025