
開幕カードとなる東京シリーズ(18、19日、東京ドーム)を控え、ドジャースとカブスが相次いで来日。熱狂的な盛り上がりを見せる中、日本生まれのデーブ・ロバーツ監督にとっても今回の遠征は感慨もひとしお。『USA TODAY』や『CLUTCH POINTS』など米複数メディアが同監督や選手のコメントを伝えている。
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■指揮官「これまでで最もワクワク」
沖縄・那覇市生まれで、米国人の父と日本人の母を持つロバーツ監督。1歳で米国に移り住んだが、父親の再赴任などもあり、少年時代はたびたび日本を訪れていた。そのため、今回の東京シリーズについては感慨深げの様子。
「選手、コーチ、監督時代を含め、今回の東京シリーズはこれまでで最もワクワクするオープニングデーです。私の叔母や叔父、いとこたちも試合を観ることができます。私は日本という国が大好きです。そして、我々ドジャースには3人の日本選手(大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の各投手)がいるので、彼らが日本でどのように迎えられるのか、とても楽しみにしています」と語った。
さらに「2014年に豪州に行った時は、不満の声があったと聞いています。でも今は、みんなワクワクしています。信じられません。だって、無料で日本旅行ができて、さらにプラスワン(同伴者)も連れて行けるんですよ」と話し、冗談交じりに過去の海外遠征と比較した。
■選手も「日本文化の体験、楽しみ」
その上で、同監督は「そして、これは言っておきたいのですが、この際なので米国の人々は日本の人々から学んでほしいと思っています。日本人がどのように人に接するかということを。日本はとても礼儀正しく、人々は親切です。そんな日本に行けることを、とても光栄に思っています」と強調した。
これには選手たちも同調。マックス・マンシー内野手も「日本の文化全体が、米国の文化とはまったく異なると思うので、とにかくすべてを見るのが本当に楽しみです」と言えば、ジェームズ・アウトマン外野手も「日本に行くことの素晴らしさはまさにそこなんです。新しい文化や新しい人々、新しいものを体験できることが楽しみ。東京については、たくさんの良い話を聞いているから、早くすべてを体験したいです」と文化面での交流にも期待した。
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