ドジャースの大谷翔平投手、山本由伸投手らバッテリー組が9日（日本時間10日）、アリゾナ州グレンデールでキャンプインを迎えた。大谷は報道陣およそ70人の前で取材に応じ、今季にかける意気込みについて語った。
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■コミュニケーション重視を強調
大谷は、このキャンプで大事にしたいことを問われると「まずは環境に慣れることが一番だと思うので、チームメート、コーチ、スタッフとのコミュニケーションが先だと思います。毎年キャンプでやることはあまり変わらない。投げることは1カ月くらい先なので、とりあえずバッティングのことだけ考えて、あとは走ること。怪我をせずにしっかりとシーズン乗り切れるように、コンディショニングを整えたいと思います」と話した。
また、ドジャースのキャンプ施設などついて話が及ぶと「コンパクトに必要なものがまとまっていて使いやすいなと。まだグラウンドにも出ていないので、そういう印象かなと思います。（トレーニング器具は）大きくは変わらないと思いますけど、トレーニングに関してはやっているスタッフによって多少毛色が違ったりするので。そこもコミュニケーションですよね。自分がどういうトレーニングを優先したいのか、その人がどういうトレーニングを推奨しているのか。そこも話し合いながら決めたいなと思います」と語るなど、人間関係を大切にする大谷らしい受け答えが印象的だった。
今後のスケジュールは、ドジャースの野手組が14日（同15日）に集合し、22日（同23日）からオープン戦がスタート。初戦は開幕戦と同じパドレスとの試合が予定されている。世界中のファンが注目する、大谷のメジャー7年目が幕を開けた。
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（H.Ariga／SPREAD編集部）
