「文句言わないでね」那須川天心、“アクシデントKO”で世界15傑入り 前世界王者も称賛「攻撃的で非常にいい」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「文句言わないでね」那須川天心、“アクシデントKO”で世界15傑入り 前世界王者も称賛「攻撃的で非常にいい」

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「文句言わないでね」那須川天心、“アクシデントKO”で世界15傑入り 前世界王者も称賛「攻撃的で非常にいい」
  • 「文句言わないでね」那須川天心、“アクシデントKO”で世界15傑入り 前世界王者も称賛「攻撃的で非常にいい」

日本スーパーバンタム級7位の那須川天心(帝拳)が23日、121ポンド(約54.89キロ)契約の8回戦にて世界ランカーのルイス・ロブレス(メキシコ)と対戦。4ラウンド開始直前に相手がリタイアし、ボクシングキャリア初のKO勝ちを収めた。これで那須川はデビュー後3連勝となった。

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■村田「攻撃的で非常にいい」

まさかのアクシデントで、那須川がボクシングキャリア初のKO勝ちを飾った。

第1ラウンド、しっかりとプレッシャーをかけて高速のジャブを放つ那須川。無駄な動きなく的確に左フック、右ストレート、左ボディを当てた。

第2ラウンドは一転、ロブレスが積極的に攻め始め、活発に動き回る。那須川はカウンターで対応し、互いに一発を狙う激しい展開。

第3ラウンドでペースを完全に掌握した那須川。前WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太は「攻撃的で非常にいい」と、前回の試合からの進化を高評価。「試合をしながら試そうとしている感じがある」と那須川の挑戦を称賛した。

アクシデントは、その後に発生。第4ラウンドが始まるゴングが鳴るも、対戦相手のロブレスが立ち上がらず、リタイアとなったのだ。那須川は「マジ!?」と残念そうな顔を見せたものの、「よっしゃKO!」と気持ちを入れ替え、ボクシングキャリアで自身初のKO勝ちを喜んだ。

試合後のマイクでは「足痛めて…キックの試合みたいすね。大阪の皆さん、今日は応援ありがとうございました」と観客に感謝。「前回と比べて進化を見せている途中でしたが、自分でもすごく強くなっていると思うんですけど、どうですか?」と会場のファンへ投げかけると大きな歓声に包まれた。

続けて、「ダメージがないので、次の試合を。どんどん強い相手を。バンタム級でいけると思うので、日本にも強い選手はたくさんいますけど、しっかり世界を狙っていく」とし、「格闘技を通じて元気を与えていきたいですし、パワーを与えるだけでなく、しっかりもらいたいので、皆さん応援し続けてください」と語った。

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(A.Kudo/SPREAD編集部)

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