【ONE】魔裟斗が世界王者を徹底分析、スーパーレックの“攻略法”とは…… 武尊には「ワンチャンスを逃すな」とエール | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ONE】魔裟斗が世界王者を徹底分析、スーパーレックの“攻略法”とは…… 武尊には「ワンチャンスを逃すな」とエール

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【ONE】魔裟斗が世界王者を徹底分析、スーパーレックの“攻略法”とは…… 武尊には「ワンチャンスを逃すな」とエール
  • 【ONE】魔裟斗が世界王者を徹底分析、スーパーレックの“攻略法”とは…… 武尊には「ワンチャンスを逃すな」とエール

元K-1世界王者の魔裟斗が28日に開催される日本大会「ONE 165」のメインを飾るキックボクシング世界タイトルマッチ「スーパーレック・キアトモー9(タイ) vs. 武尊」の勝敗を予想した。

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■膝蹴りに耐えうる「鋼鉄のボディを」

武尊はロッタン・ジットムアンノン(タイ)の欠場を受けて、5日にフライ級世界王者とのタイトルマッチが決定した。

Abema格闘技チャンネルのインタビューに応えた魔裟斗は「僕の周りの格闘関係者に聞いても『スーパーレックやばい、強い』と言っています」と警戒しつつも、「パンチを打つ時の、0から1の(初動の)スピードが速かった」と武尊の仕上がりの良さも感じている様子。

また、武尊は悲願のロッタン戦に向けて「パンチの練習ばかりしていたので(28日は)蹴りよりもパンチで勝負するつもりなんだろう」と予想している。

対戦相手のスーパーレックの戦法については「ムエタイだとほぼ肘の選手。キックボクシングルールだと肘がないので、ヒザ、ハイキック、ローキックの選手に変わる」と分析。武尊にとって、キックボクシングルールでの試合は優位に働くとした。

一方で、距離を遠くとるスーパーレックに対し、武尊がパンチで勝負をするには距離を潰すことが必須。魔裟斗は「中に入ったら、得意のヒザ蹴りがある。ヒザは打ってくるけど、(それに耐える)鋼鉄のボディを作れ」とアドバイスを送った。

さらに蹴りが印象的なスーパーレックだが、魔裟斗は「右ストレートが重い。ムエタイ特有の一発一発が強く打つパンチ。あの右をもらったら、危ないぞという気はします」と驚異的なパンチ力にも警鐘を鳴らした。

■「チャンスが2回も3回も来ると思わない方がいい」

そんな世界王者スーパーレックに攻略法はあるのか。

魔裟斗は、K-1時代に武尊が対戦したことのあるダニエル・ピュータス(スペイン)戦を分析。「ピュータスがどんどん前に出て、パンチでボディ打ったりとか消耗させている。どちらかというと、スーパーレックの方が疲れているように見えた」と後半にスーパーレックを苦しめたピュータスの戦略を高評価。

その上で、「武尊も同じような闘い方で前半、前にプレッシャーをかけていって、ミドル・ローをしっかり防御して、ヒザ蹴りをかいくぐりながらも、ボディ打ったり、顔打ったり、パンチを打っていくことができれば、後半4ラウンド、5ラウンドにチャンスは来るんじゃないか」と後半に勝機があると占った。

また、スーパーレックは「テンカオを打つ時にガードが空く」と指摘。そこにパンチが当たれば「武尊のパンチは一発があるので」と期待を寄せている。“大一番”を控える武尊に対しては「チャンスを逃さないこと。チャンスが2回も3回も来ると思わない方がいい。ワンチャンス、効いたと思ったらそこで終わらせるぐらいの気持ちで勝負に出てもいいのでは」とエールを送った。

試合の勝敗について魔裟斗は、「お互いに勝負は後半、4~5ラウンド。武尊の持ってる右の重いパンチで、日本でのKO勝利を久しぶりに見たい」と、期待を込めて武尊のKO勝利を予想している。

試合の様子は「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて全試合生中継される。

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(A.Kudo/SPREAD編集部)

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