PGAツアー第2戦「ソニーオープン・イン・ハワイ」は11日（日本時間12日）、ワイアエラカントリークラブ（ハワイ州／7044ヤード、パー70）で開幕する。
今年のソニーオープンには、総勢8名が出場を予定。なかでも2022年に優勝した松山英樹や、ルーキー久常涼がどのような活躍を見せるか注目が集まる。
今年も混戦が予想されるなか、海外ブックメーカー大手である「Bet365」は、前日オッズを公開した。
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■松山英樹は上位有力も、優勝は厳しい
優勝予想1位は、ルドビグ・アバーグ（スウェーデン）の17.00倍。次点ではマシュー・フィッツパトリック（イングランド）とティレル・ハットン（イングランド）が19.00倍で並ぶ。2022年の覇者である松山は46.00倍で全体の19番目。上位20位フィニッシュは3.30倍となっており、上位進出は有力であるものの優勝候補とは言えない状況だ。またツアー初戦の久常は101.00倍で上位50人に入った。
松山が2022年にソニーオープンを制した際はパットによる貢献度が大きく、当時のスタッツを見ると4日間のトータルSG：パッティングで7.264（1位）を記録。しかし今年は先週行われた開幕戦でパットが入らず、課題を残したまま2戦目を迎える。
ツアー初戦の久常は101倍と伏兵扱いではあるものの、上位40位以内フィニッシュは2.50倍。予選落ちの可能性は低く、上位争いにも加わる可能性もあるという見立てとなった。
2021年はABEMAツアーで活躍していた久常。昨年は欧州ツアーで新人王を獲得し、2024年はついにPGAツアーの切符を手にした。勢いが止まらない新星はツアー初戦で結果を残せるか注目したい。
11日時点での有力選手と日本選手のオッズは以下の通り。
17倍：ルドビグ・アバーグ19倍：マシュー・フィッツパトリック、ティレル・ハットン21倍：ブライアン・ハーマン（アメリカ）26倍：クリス・カーク（アメリカ）36倍：キム・シウ（韓国）、ジャスティン・ローズ（イングランド）46倍：松山英樹101倍：久常涼151倍：金谷拓実251倍：蝉川泰果301倍：チャン・キム（アメリカ）451倍：平田憲聖1001倍：桂川有人、岩﨑亜久竜、中野麟太郎（アマ）
※オッズは全て1月11日時点
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（G.Tsukamoto／SPREAD編集部）
