大晦日の格闘技イベント「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45」は31日、さいたまスーパーアリーナで開催。
第14試合は平本蓮がYA-MANにフルラウンドの末、判定勝ちを収めた。
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■平本「最強になって戻ってきます」
（C）RIZIN FF
今年11月「FIGHT CLUB」で朝倉未来を1ラウンド77秒でKOしたYA-MAN。この試合を前に、平本蓮が自身のX（旧ツイッター）で情報をリークした頃から両者の因縁はヒートアップした。
「早くボコボコにしたい」「完膚なきまでにぶっ倒したい」。収まりきらない怒りをぶつけあった試合は、朝倉未来が見守るなか、序盤から激しい打ち合いとなった。
ゴングと同時に前に出る両者。拳がクロスし激しくもつれ込みながら、フルスイングでハンマーフックを振りかぶるYA-MAN、正拳突きのようなストレートで打ち抜く平本と、緊迫した攻防が続く。
第2ラウンドでは平本がテイクダウンを奪い、マウントからYA-MANを苦しめる。呼び込みながら的確に有効打を入れる平本が優勢か。第3ラウンドに入り、YA-MANの左足が赤く腫れ、左まぶたからも出血。平本が距離を保ちながらワン・ツーを入れ、YA-MANも振り絞るようにフックで応戦、最後は死力を尽くす両者。
勝敗は判定に委ねられ、3－0のフルマークで平本が勝利。リングに泣き崩れたYA-MANに歩み寄った平本だが、試合後は「朝倉未来、お前がぶっ飛ばされるから、俺がぶっ飛ばしてやったわ。最強になって戻ってきます、サヨナラ」とマイクを投げ捨て、お決まりの平本節で締めくくった。
平本蓮はキック15戦11勝（6KO）4敗、MMAは6戦3勝3敗とし2022年11月「RIZIN LANDMARK 4」の弥益ドミネーター聡志戦以来となる勝利となった。
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（A.Kudo／SPREAD編集部）
