【MLB】「世界最強トリオに選出」大谷翔平、ベッツ、フリーマンが“得意な打順”を公式データで読み解く | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「世界最強トリオに選出」大谷翔平、ベッツ、フリーマンが“得意な打順”を公式データで読み解く

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【MLB】「世界最強トリオに選出」大谷翔平、ベッツ、フリーマンが“得意な打順”を公式データで読み解く
  • 【MLB】「世界最強トリオに選出」大谷翔平、ベッツ、フリーマンが“得意な打順”を公式データで読み解く

大谷翔平投手が11日(日本時間12日)ドジャースと正式契約。10年総額7億ドル(約1014億円)の超巨額契約はプロスポーツ史上最高額、背番号はエンゼルス時代と同じ「17」に決定した。

13日(同14日)には、MLB公式X(旧ツイッター)が来季の「最強トリオ」に大谷、ムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手の3人を選出。“MVP受賞者”の揃い踏み……大谷が加わった、豪華過ぎるドジャース上位打線の打順はどうなるのか。公式データを元に“最適解”を紐解いてみたい。

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■大谷は2番打者としての成績が突出

リードオフはベッツが務めると見て間違いない。今季は出場152試合のうち、151試合で1番打者に起用された。キャリア通算でも998試合に1番で出場、2番以降はいずれも100試合以下に留まっている。コンタクト能力に長け、空振りが少ないポイントが魅力。今季キャリア最多の39本塁打を放った長打力も頼もしい。31歳を迎え、徐々に走力に陰りが見え始めているが、年間2桁盗塁は継続している。

今季2番打者を務めたフリーマン。得点圏打率.370の勝負強い打撃が特徴で、目立った弱点もなく速球系が得意。来季は2021年まで所属したブレーブス時代同様に、3番打者としての出場が望ましい。打順別成績では、1146試合出場で打率.300、202本塁打、701打点、OPS.906と実績も申し分ない。2番打者の成績にはやや劣るが、大谷が勝負を避けられる場面も減るだろう。

そして、来季の大谷は「2番打者」としての活躍に期待したい。キャリア通算の打順別成績では、1番がOPS.897、3番がOPS.856であるのに対し、2番では「OPS1.056」まで跳ね上がる。3番では247試合で58本塁打、2番では240試合で76本塁打と大差がついており、マイク・トラウト外野手のサポートがいかに重要であったかがわかる。

ドジャースの今季チーム得点圏打率は、メジャー30球団で3位の.276。中軸以降も頼もしい打者が揃い、面白いように点が入っていく。大谷はエンゼルス時代とはひと味もふた味も違う、常勝球団の凄みを堪能できるだろう。

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文●有賀博之(SPREAD編集部)

《SPREAD》
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