【MLB】「全年俸7億ドルの97%が後払い」大谷翔平、“浮いた資金をチーム強化へ”契約に盛り込むよう要求か | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「全年俸7億ドルの97%が後払い」大谷翔平、“浮いた資金をチーム強化へ”契約に盛り込むよう要求か

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【MLB】「全年俸7億ドルの97%が後払い」大谷翔平、“浮いた資金をチーム強化へ”契約に盛り込むよう要求か
  • 【MLB】「全年俸7億ドルの97%が後払い」大谷翔平、“浮いた資金をチーム強化へ”契約に盛り込むよう要求か

フリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、自身のインスタグラムでロサンゼルス・ドジャースへの移籍を明言。11日(同12日)には正式契約が発表され、背番号はロサンゼルス・エンゼルス時代と同じ「17」に決定した。

また、プロスポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(約1014億円)のうち、6億8000万ドルを契約満了後の10年間にわたって後払いされることも明らかとなった。

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■前代未聞の“仰天”契約が話題に

米『スポーツ・イラストレイテッド』誌が11日(同12日)「大谷翔平の唯一無二の契約はどのように結ばれたか」と題した記事を掲載。大谷の代理人ネズ・バレロ氏が語った契約内容について触れている。

記事によると、先月大谷がフリーエージェントになった際「チームのために年俸を繰り延べられないか」とバレロ氏に尋ねたという。調査の結果、金額に上限はなく「選手には最低年俸が支払われなければならない」という規定だけ存在したそうだ。

今後10年間、大谷はドジャースから毎年わずか200万ドルの年俸を受け取り続ける。10年契約7億ドルのうち、実に97%にあたる6億8000万ドルは契約満了後、10年間をかけて無利子で支払われる。球界におけるこれまでの“据え置き”記録は、2015年にマックス・シャーザーがワシントン・ナショナルズと結んだ2億1000万ドルの「契約50%を後払い」だった。

「20%、30%というのは何度かあったが、これほどはなかった。私は彼と7年間一緒にやってきたので、何をしようとも驚かない。彼は常に誰も通らない道を行くからだ」とバレロ氏は語っている。関係者によれば、大谷は「後払い」によって生まれた資金をチーム強化へ使う旨を契約書に記載してほしいと要求したとも伝えられている。この点については、バレロ氏から具体的な言及はなかったものの、前代未聞の契約に相応しいエピソードとも言えるだろう。

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(H.Ariga/SPREAD編集部)

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