【阪神JF／馬場情報】完全“イン＋前”有利のトラックバイアス　人気薄の先行馬が波乱の目

第75回阪神ジュベナイルF（GI、芝1600m）が行われる阪神競馬場の馬場情報が10日、JRAより発表された。阪神は芝・ダートともに「良」、芝のクッション値は「9.1／標準」、芝の含水率はゴール11.0％、4コーナー10.4％と計測された。

■土曜阪神芝は「イン＋前」有利

前日土曜のレースで比較すると、芝2000mのエリカ賞・2歳1勝クラスは今年（メリオーレム）が2分00秒3、前年（レミュージュ）が2分00秒7。芝1600mのリゲルSは今年（マテンロウスカイ）が1分33秒0、前年（シャイニーロック）が1分33秒6。前年より速い勝ち時計が出ている。

脚質傾向は前年のエリカ賞とリゲルSは逃げ切りだったが、今年のエリカ賞は好位3番手から押し切り、リゲルSは2番手から早め先頭で押し切りと先行有利の傾向に変わりはない。

土曜の芝6鞍でも勝ち馬は全て4角3番手以内と「イン＋前」有利のトラックバイアスが見て取れる。芝1400mの2歳新馬は6番人気のノボリショウリュウが2番手から押し切り。人気薄でも先行馬はマークが必要で、前年の阪神ジュベナイルFは中団からリバティアイランドが差し切ったが、今年は先行馬に警戒したい。

前走で道中3番手以内の先行策から好走した馬はキャットファイト、ニュージェネラル、ミライテーラーが該当。人気薄も含まれており、波乱の目も期待できそうだ。

含水率┗ゴール前＝芝11.0％｜ダ3.8％┗4コーナー＝芝10.4％｜ダ4.1％芝のクッション値＝9.1［標準］

含水率┗ゴール前＝芝11.8％｜ダ3.1％┗4コーナー＝芝10.6％｜ダ3.1％芝のクッション値＝9.0［標準］

含水率┗ゴール前＝芝10.6％｜ダ5.6％┗4コーナー＝芝9.6％｜ダ6.6％芝のクッション値＝9.8［標準］

（SPREAD編集部）