【MLB】大谷翔平は「打者専念でも史上最高のFA選手」と移籍専門メディア 12年総額794億円でドジャース入りと予想 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平は「打者専念でも史上最高のFA選手」と移籍専門メディア 12年総額794億円でドジャース入りと予想

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【MLB】大谷翔平は「打者専念でも史上最高のFA選手」と移籍専門メディア 12年総額794億円でドジャース入りと予想
  • 【MLB】大谷翔平は「打者専念でも史上最高のFA選手」と移籍専門メディア 12年総額794億円でドジャース入りと予想

GM会議が始まり、フリーエージェント(FA)市場も本格的に動き出した。

移籍情報を扱う米メディア『MLB TRADE RUMORS』は6日(日本時間7日)、恒例のFAランキング・トップ50を発表し、契約年数、金額、移籍先を予想。1位は大谷翔平投手で、移籍先はロサンゼルス・ドジャースとした。金額は12年契約で総額5億2800万ドル(約794億円)に達すると記した。

◆大谷翔平の移籍先として「適さない6球団」を選出 相性の悪さ1位は… 米メディアがランク付け

■「外野手としても重宝される」

『MLB TRADE RUMORS』のFAランキングは毎年発表されており、4人の記者が1カ月以上を費やして作成する。綿密な取材によって得た情報がベースとなっており、精度の高さから注目度が高いリストの1つとなっている。

満を持して発表されたトップ50の1位に輝いたのは、やはり大谷。移籍先は担当記者全員がドジャースで一致。金額については「市場は記録的な取引に応じるべき」として、12年総額5億2800万ドル(約794億円)と予想した。

記事は、右肘手術の影響により以前と同じような投球が困難になった場合、「投げられないということは、オオタニが日常的に外野手としてプレーするという意味でもある」とし、外野手の一角として重宝されると指摘。アーロン・ジャッジ級の打撃に加え、平均以上の走力も兼ね備えており、打者専念でも「史上最高のFA選手であることに変わりはない」と断言した。

2位には大谷と同じく左の強打者であるコディ・ベリンジャー内野手が入った。金額は12年総額2億6400万ドル(約397億円)で、新天地はニューヨーク・ヤンキースサンフランシスコ・ジャイアンツとした。

■山本はマー君超えが現実味

3位は山本由伸投手で、金額は9年総額2億2500万ドル(約338億円)と予想。各球団のスカウトによると「強力なローテーションを誇るチームにおいて先発2番手で投げられる」という高評価で、2014年に田中将大投手が締結した7年総額1億5500万ドル(約233億円)を超えるとした。

こちらも移籍先候補にヤンキースとジャイアンツを挙げたが、現実的にはMLB全30球団のうち半数近くが手を挙げるとし、モテモテぶりを明かした。

日本勢では今永昇太投手が10位にランクイン。5年総額8500万ドル(約128億円)で、シカゴ・カブスロサンゼルス・エンゼルスを候補とした。また、前田健太投手は25位に入り、金額は2年総額3600万ドル(約54億円)。移籍先はニューヨーク・メッツ、ミネソタ・ツインズ、ボルチモア・オリオールズの名前を挙げ、メッツなら千賀滉大投手、オリオールズなら藤浪晋太郎投手とチームメートになる可能性を提示した。

メジャー移籍を目指す松井裕樹投手は43位。2年総額1600万ドル(約24億円)とし、カブス、ジャイアンツ、セントルイス・カージナルスとした。

大谷の動向が最大の注目であることは確かだが、そのほかの日本選手も総じて評価が高いようだ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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