【MLB】「土壇場に強い」を公式データが裏付け、大谷翔平が本塁打単独トップの“ある条件”とは… | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「土壇場に強い」を公式データが裏付け、大谷翔平が本塁打単独トップの“ある条件”とは…

新着 ビジネス
【MLB】「土壇場に強い」を公式データが裏付け、大谷翔平が本塁打単独トップの“ある条件”とは…
  • 【MLB】「土壇場に強い」を公式データが裏付け、大谷翔平が本塁打単独トップの“ある条件”とは…

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は、今季打率.304、44本塁打、95打点で日本選手初の本塁打王を獲得。故障の影響で9月3日(日本時間4日)の試合を最後に一足早くシーズンを終えたが、衝撃的な1年を彩った数々の記録は色褪せない。

ここでは、現在も進化を続ける“球界の至宝”の打撃にフォーカスし、公式データを読み解いてみたい。

◆「打率.402で14本塁打」はキャリア最高、大谷翔平の“得意球種”を公式データで読み解く

■9回以降の本塁打数単独トップ

MLB公式『Baseball Savant』で、今季「9回以降」の本塁打数を見ると、大谷が「6本」をマークし両リーグで単独トップに。9回に限ると「5本」でこちらはトップタイ。唯一延長戦で記録したのが、6月12日(同13日)のテキサス・レンジャーズ戦。延長12回表に、相手左腕コール・ラガンズの初球カットボールを巧みに捉えると、打球は左翼スタンド最前列へ飛び込んだ。

大谷は両手を大きく広げ、ベースを一周しホームイン。この20号2ランが決勝点となり、エンゼルスが9-6で勝利している。

センター中心の本塁打が多い大谷には珍しく、逆方向への一発。今季大谷が放った逆方向への本塁打は5本だけ。そのうち3本が6月に集中しており、7月27日(同28日)以降は記録されていない。

◆【実際の動画】“ドヤ顔”でベース一周!試合を決めた延長12回の決勝20号をプレーバック…珍しい左翼スタンド最前列への一発

◆公式データが示す、大谷翔平が軽々と乗り越えた「壁」…日本選手に立ち塞がる“小さな変化球”

◆バットに“当てない”技術で本塁打王…大谷翔平が克服した「Shadow」を紐解く

文●有賀博之(SPREAD編集部)

《SPREAD》
page top