【MLB】大谷翔平、強打者の称号「ハンク・アーロン賞」受賞の可能性は……選考基準と“20/48”の確率 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平、強打者の称号「ハンク・アーロン賞」受賞の可能性は……選考基準と“20/48”の確率

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【MLB】大谷翔平、強打者の称号「ハンク・アーロン賞」受賞の可能性は……選考基準と“20/48”の確率
  • 【MLB】大谷翔平、強打者の称号「ハンク・アーロン賞」受賞の可能性は……選考基準と“20/48”の確率

米大リーグ機構(MLB)は6日(日本時間7日)、その年に最も活躍した打者を両リーグから選定する「ハンク・アーロン賞」の最終候補を発表。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が、ア・リーグ9人の候補に入った。

過去にはイチロー(当時シアトル・マリナーズ)も2度候補に上がったが受賞ならず、大谷が受賞すれば日本選手初となる。

◆ハンク・アーロン賞2023投票方法・発表日 大谷翔平が3年連続ファイナリストに選出、日本人初の受賞なるか

■同年キングの受賞は48人中20人

同賞は、当時歴代1位の通算755本塁打を記録したハンク・アーロン(当時アトランタ・ブレーブス)を記念し、1999年に創設。本塁打、安打数、打率、打点など総合的な攻撃力を評価基準とし、殿堂入り選手8名による選考委員会とファン投票の結果で両リーグから選ばれる。

過去にはバリー・ボンズ(当時サンフランシスコ・ジャイアンツ)やアレックス・ロドリゲス(当時テキサス・レンジャーズ)などスラッガーの受賞は多いが、同年本塁打王の受賞は歴代48人中20人。大谷の同僚マイク・トラウトは過去2度の受賞歴があり、2014年はリーグトップの111打点も、本塁打はリーグ3位タイの36本、打率.287で獲得している。

しかし、大谷が受賞を逃した過去2年では、2021年はブラディミール・ゲレーロ・Jr.(トロント・ブルージェイズ)、22年はアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)と、同年の本塁打王に軍配が上がった。大谷はリーグ1位の44本塁打をはじめ、325塁打、78長打、出塁率.412、長打率.654、OPS1.066の6項目でリーグトップと総合力でも他選手をリードしており、資格は十分にあると見ていい。

「ハンク・アーロン賞」は今後、13日(同14日)までMLB公式サイトでファン投票を受け付け、選考委員会で決定する。

なお、ナ・リーグはアトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.、マット・オルソンら9選手が候補に入った。ア・リーグの最終候補は以下の通り。

■ア・リーグの最終候補者

大谷翔平(エンゼルス)打率.304、44本塁打、95打点、OPS1.066

ヨルダン・アルバレス(アストロズ)打率.293、31本塁打、97打点、OPS.990

カイル・タッカー(アストロズ)打率.284、29本塁打、112打点、OPS.886

アーロン・ジャッジ(ヤンキース)打率.267、37本塁打、75打点、OPS1.019

フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)打率.275、32本塁打、103打点、OPS.818

ヤンディ・ディアス(レイズ)打率.330、22本塁打、78打点、OPS.932

アドリス・ガルシア(レンジャーズ)打率.245、39本塁打、107打点、OPS.836

コーリー・シーガー(レンジャーズ)打率.327、33本塁打、96打点、OPS1.013

マーカス・セミエン(レンジャーズ)打率.276、29本塁打、100打点、OPS.826

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(T.Yamada/SPREAD編集部)

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