【MLB】大谷翔平の「44分の1」メモリアル編 滞空時間6.98秒、150M弾、10奪三振&1試合2発、月間15本……歴史を塗り替えた一発 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平の「44分の1」メモリアル編 滞空時間6.98秒、150M弾、10奪三振&1試合2発、月間15本……歴史を塗り替えた一発

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【MLB】大谷翔平の「44分の1」メモリアル編 滞空時間6.98秒、150M弾、10奪三振&1試合2発、月間15本……歴史を塗り替えた一発
  • 【MLB】大谷翔平の「44分の1」メモリアル編 滞空時間6.98秒、150M弾、10奪三振&1試合2発、月間15本……歴史を塗り替えた一発

ア・リーグ最多の44本塁打を放ち日本人初の“キング”となった大谷翔平ロサンゼルス・エンゼルス)。

大谷は今季、投手としては23試合登板して10勝5敗、防御率3.14、167奪三振の成績。打者としては打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁と各部門で安定したスタッツを残した。

今季のメジャー最長となった約150メートルの特大アーチ、スタットキャスト導入以降の最高到達点49.4メートルに達したムーンショットなど、記録と記憶に残る一発を量産した大谷。

ここでは「メモリアル弾」を紹介する。

◆大谷翔平の「44分の1」飛距離編 驚愕150メートル弾に実況25秒沈黙「なんて言ったらいいんだ……」

■大谷の今季メモリアル弾一覧

▼4月30日(日本時間5月1日)ブルワーズ戦7号「滞空時間6.98秒のムーンショット」中堅バックスクリーン奥へ消えた一発は打球角度39度を記録。最高到達点は今季メジャー最高となる162フィート(49.4メートル)に達し、滞空時間はスタットキャストが導入された2015年以降最長の6.98秒だった。

▼6月12日(同3日)レンジャーズ戦20号「延長12回の勝ち越し決勝弾」第4打席に同点19号ソロを放ち、延長12回の第6打席に決勝20号2ランの「SHO TIME」デー。日米通算195本目で自身初の延長弾となった。実況は「世界最高の野球選手、彼に近い者は誰もいない」と捲し立てた。 

▼6月27日(同28日)ホワイトソックス戦27・28号「10奪三振&1試合2発」「2番DH・投手」で出場し、第1打席に先制27号、第4打席に決勝28号。64度目の投打同時出場で自身初の1試合2本塁打をマークし、6回1/3を投げ4安打10奪三振1失点で7勝目を挙げた。MLB公式も「ショウヘイ・オオタニ・ナイト」と絶賛した二刀流デーだった。

▼6月29日(同30日)ホワイトソックス戦29号「ゴジラ超えの月間14本塁打」第5打席に放った29号2ランは月間14本目。2007年7月の松井秀喜(当時ニューヨーク・ヤンキース)と、21年6月に自身が記録した日本選手の月間最多と球団記録を更新した。連日の活躍に実況は「信じられない」と絶句。

▼6月30日(同7月1日)ダイヤモンドバックス戦30号「自己最長150メートル弾」2試合連発となる30号は今季のメジャー最長飛距離となる493フィート(約150メートル)。月間15本塁打は、1930年のベーブ・ルース(当時ニューヨーク・ヤンキース)らに続く史上4人目となった。

▼7月8日(同9日)ドジャース戦32号「日本選手最多の22球場でアーチ」敵地ドジャース戦の第4打席で中堅への32号2ランが飛び出した。ドジャー・スタジアムで初の一発で、本塁打を放った球場は22球場目となり、松井秀喜の21球場を抜いて、日本選手最多となった。

▼7月27日(同28日)タイガース戦37・38号「初完投・初完封直後に、2打席連続アーチ」敵地でのタイガース戦、ダブルヘッダー第2試合で第2打席に左翼へ37号を運び、第3打席に中越えの38号アーチを放った。第1試合では自身初完投・初完封で9勝目をマーク。ダブルヘッダーの1試合で完封をし、もう一方の試合で本塁打を放つのはメジャー史上初のことだった。

▼7月28日(同29日)ブルージェイズ戦39号「自身初の3打席連続弾」敵地ブルージェイズ戦の第1打席で初球を捉え、右翼への先制39号ソロを放った。前日の試合を跨いだものの、3打席連続弾は日米を通じて自身初。プレイボール直後の3打席連発アーチが大きな話題を呼んだ。

▼8月23日(同24日)レッズ戦44号「日本選手最多タイの24球団目アーチ」レッズとのダブルヘッダー第1試合に「2番・投手兼DH」で先発出場した大谷。第1打席にアボットから44号2ランを放った。レッズ戦は初アーチとなり、球団別ではイチローと並び日本選手最多タイの24球団目をマーク。さらに、大谷が本塁打を放った相手投手は141人目となり、松井秀喜の140人を超えた。

◆【実際の映像あり】“本塁打王”大谷翔平の2023年を振り返る 全44本アーチの動画と記事まとめ

◆大谷翔平の「44分の1」打球速度編 188キロ高速弾はWヘッダー2時間のうちに「完封→37号→38号」

◆大谷翔平の「44分の1」打球角度編 史上最高到達点49.4メートル弾に「神よ、月までHRをかっ飛ばした」

(T.Yamada/SPREAD編集部)

《SPREAD》
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