【MLB】「NYにスカウト」千賀滉大が山本由伸をメッツに勧誘か　“NPB最強右腕”に米放送局が高評価「市場で最もビッグネームの一人」

今季オフにもポスティングシステムでのメジャーリーグ挑戦が期待されるオリックス・バファローズの山本由伸。2年連続沢村賞に輝いている“NPB最強投手”の移籍先候補に、日本選手所属チームが挙がっている。

■WBCでも活躍の日本最強右腕

山本は今季ここまで17試合に登板し11勝5敗、防御率1.50、123奪三振の成績。3月のワールド・ベースボール・クラシックでも日本の3大会ぶり制覇に貢献するなど、MLB挑戦に向けて期待が高まる。

そんな右腕の候補に挙がるのが千賀滉大が所属するニューヨーク・メッツ。米放送局の『SNY』は「千賀滉大は山本由伸がメッツに適任だと検討。ニューヨークにスカウトしたいと思っている」と見出しを打ち、特集記事を掲載している。

記事中ではマックス・シャーザー、ジャスティン・バーランダーらが抜けたメッツにおいて、2024年のローテーションの形成は課題であると指摘。その一人として山本に白羽の矢を立て、獲得の際は千賀が助けになるだろうと予測を立てている。

『SNY』は山本について「若干25歳の山本は、パ・リーグ最優秀防御率を3度獲得しており、所属球団から指名された場合、間違いなくフリーエージェント市場で最もビッグネームの一人となるだろう」と高評価。

また、千賀のコメントも紹介し、山本について「20歳のころから知っている投手」と語り、「彼は若いころからトップレベルにいたし、才能にあふれてることも理解している。素晴らしい選手だ」と太鼓判を押している。

日本最強右腕の動向に注目が集まる中、千賀が山本をメッツに勧誘するための救世主となるのか。

文●SPREAD編集部