【全英女子オープン】畑岡奈紗は5打差9位タイ、勝みなみは耐えて6打差14位で最終日へ 3日目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【全英女子オープン】畑岡奈紗は5打差9位タイ、勝みなみは耐えて6打差14位で最終日へ 3日目

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【全英女子オープン】畑岡奈紗は5打差9位タイ、勝みなみは耐えて6打差14位で最終日へ 3日目
  • 【全英女子オープン】畑岡奈紗は5打差9位タイ、勝みなみは耐えて6打差14位で最終日へ 3日目

女子ゴルフの海外メジャー最終戦「全英女子オープン」(イングランド・ウォルトンヒースゴルフクラブ/6881ヤード、パー72)は12日、第3ラウンドが行われ、今季「シェブロン選手権」を制したリリア・ヴ(米国)と、地元のチャーリー・ハル(イングランド)が通算9アンダーの首位に並んだ。日本勢では、畑岡奈紗が5打差4アンダー9位タイ、勝みなみが6打差3アンダー14位から明日最終日に巻き返しを図る。

◆【実際の映像】14位で巻き返し図る勝みなみ、パー3の9番で見せた絶妙ショット

■勝が16番イーグルで流れを変える

過去最多16人の日本人選手が参戦したが、決勝ラウンド進出を決めたのは10人。

その最上位、5打差5アンダー2位タイから出た勝は、耐えに耐えた。1番でボギーが先行、それでもピンチを絶妙のアプローチでしのぎながらパーを続けたが、7番でこの日2つ目のボギー。前半2つ落としてバックナインへと向かった。

後半も苦しかった。12番、15番をボギーとするも、気持ちを切らすことなく迎えた16番パー5。ティーショット、セカンドとも完璧で、約6メートルのイーグルパットを見事に沈め、この日74、首位と6打差3アンダー14位にとどまった。

7打差3アンダー9位タイから出た畑岡も、2番でボギーが先行したものの、6番、8番バーディで1つ伸ばして後半へ。14番ボギー、16番バーディと手堅いゴルフで71にまとめ、日本人最上位の5打差4アンダー9位タイで最終日に挑む。

3日目、日本勢の中で気を吐いたのが岩井明愛。2オーバーからのスタートとなったが、6バーディ、3ボギーと3つ伸ばし、8打差1アンダー17位タイにジャンプアップした。

この日、上位4選手はいずれも4つ以上伸ばした。風が強まり、スコアを落とす選手が増えた分、その中で伸ばす選手が一気に上位に来たといえる。明日最終日も予断を許さない。畑岡、勝ら日本人選手の逆転の目は十分にある。

■主な上位選手と日本人選手順位

主な上位選手と日本人選手の順位は以下の通り。

1位タイ/9アンダー/リリア・ヴ(米国)、チャーリー・ハル(イングランド)3位タイ/8アンダー/エンジェル・イン(米国)、キム・ヒョージュ(韓国)7位タイ/5アンダー/申ジエ(韓国)9位タイ/4アンダー/ネリー・コルダ(米国)、畑岡奈紗14位/3アンダー/勝みなみ17位タイ/1アンダー/岩井明愛、西村優菜44位タイ/2オーバー/吉田優利、櫻井心那、古江彩佳、山下美夢有70位タイ/7オーバー/西郷真央73位/13オーバー/川崎春花

◆【実際の映像】14位で巻き返し図る勝みなみ、パー3の9番で見せた絶妙ショット

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文●河野道久

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