【MLB】大谷翔平の大活躍が持続可能な理由 元同僚が「パワフルなスイングと厄介な球種」に加えたもう一つの秘密とは… | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平の大活躍が持続可能な理由 元同僚が「パワフルなスイングと厄介な球種」に加えたもう一つの秘密とは…

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【MLB】大谷翔平の大活躍が持続可能な理由 元同僚が「パワフルなスイングと厄介な球種」に加えたもう一つの秘密とは…
  • 【MLB】大谷翔平の大活躍が持続可能な理由 元同僚が「パワフルなスイングと厄介な球種」に加えたもう一つの秘密とは…

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が25日(日本時間26日)、敵地でのデトロイト・タイガース戦に「2番DH」で先発出場。3打数無安打2四球で、打率は.299と3割を切った。延長戦に突入した試合はエンゼルスが7-6で勝利し、貯金は3となった。16連戦の初戦を白星で飾り、幸先の良いスタートを切った。

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■無安打も2四球でチームの勝利に貢献

相手先発は通算75勝左腕のエデュアルド・ロドリゲス。大谷は1打席目、フルカウントから四球を選んで出塁。四球は今季61個目で、この時点でア・リーグ単独トップに立った。

第2打席は左飛に倒れたものの、5回に迎えた3打席目もフルカウントから低め変化球を見極め、再び四球で出塁。その後、二塁に進んだ大谷は5番エデュアルド・エスコバルの打席で三盗に成功し、今季12個目の盗塁をマークした。

続く第4、第5打席はともに三振に倒れた大谷。この日は3打数無安打に終わったものの、2四球を選び、いずれも生還。77得点となり、こちらはリーグ2位となった。

試合前には昨季まで同僚だったマイケル・ロレンゼンと交流。地元メディア『デトロイト・フリー・プレス』によると、ロレンゼンは26日(同27日)の同カードで先発マウンドに上がる予定で、大谷との対戦については「シンシナティ・レッズ時代の2021年オープン戦では2打席連続で本塁打を打たれている。今回は違うプランを考えたい」と話し、対策を練ることを明かしたという。

■「研究熱心で陰の努力を怠らない」

また、同投手は大谷の能力についても言及。「彼はパワフルなスイングと厄介な球種を持っているが、それだけに頼っているわけではない。打者としても投手としても陰での努力を怠らない。研究熱心であり、自分のことを客観視できるというスキルも持っている。だから、すごさを持続することが可能なんだ」とし、グラウンド外での取り組みこそが二刀流を支えていると強調した。「彼は賢い。(例えば)打者の特徴やどんな球種を待っているのか、彼はそれを理解して投げる。そうした状況をどう乗り切るかを知っている。彼はそういったことにとても賢い」と付け加えた。

タイガースのA.J.ヒンチ監督も大谷について「非常に特別な存在だ。彼は極限のレベルでやっているし、すべてにおいてエリートだ。我々はただ脱帽し、物語として語り継がれるような世代を代表する才能と対戦していることを認識すべきだろう」と称賛した。

敵将、元同僚から賛辞を贈られた大谷。8月1日(同2日)のトレード期限まで1週間となり、注目度はさらに増している。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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