【女子ゴルフ】小祝さくらの今季初勝利は地元初Vに、菊地絵理香は2打及ばず ミネベアミツミ レディス最終日 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【女子ゴルフ】小祝さくらの今季初勝利は地元初Vに、菊地絵理香は2打及ばず ミネベアミツミ レディス最終日

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【女子ゴルフ】小祝さくらの今季初勝利は地元初Vに、菊地絵理香は2打及ばず ミネベアミツミ レディス最終日
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女子ゴルフの国内第19戦「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」(北海道・真駒内カントリークラブ 空沼コース/6420ヤード、パー72)は9日、最終ラウンドが行われ、小祝さくらが3バーディ、2ボギーの71で回り、通算12アンダーで優勝。今季初勝利、地元での初Vを飾った。3打差9アンダー2位タイに菊地絵理香、穴井詩が入った。

◆【実際の映像】小祝さくら、北海道の地で掴んだ今季初優勝 勝利を決めた最終ホールのパーパット

■17番、18番で小祝の強さが光った

4日間、同じペアリングとなった地元出身、菊地、小祝、宮澤美咲の最終組。菊地は1番でボギーが先行。以降、バーディパットを打てる形をつくるが、なかなか実を結ばない。

単独首位で出た小祝は、3番パー5でバンカーから寄せてバーディ。宮澤はパーでしのいできたが、4番、5番と3パットの連続ボギー。小祝は6番のパー5でもラフからピンハイ1メートルにつけバーディ、2位との差を6打に広げ独走態勢を築いた。

この間にスコアを伸ばしてきたのが穴井。前半4バーディ、1ボギーの33で回り、小祝と5打差の単独2位に浮上した。

小祝は9番でグリーン脇ラフからのアプローチを寄せ切れず、この日最初のボギー。2位に4打の差を持ってサンデーバックナインへと向かった。

後半に入って最終組の菊地が盛り返す。10番でワンピンにつけ待望のバーディを奪取すると、11番でもピン奥から下りのラインをジャストタッチで沈め、13番ではピン左手前からの長いバーディパットをねじ込み、小祝と3打差の単独2位に浮上する。

続く14番パー3、最終組の小祝、菊地はともにボギーで落としてしまう。一方、穴井が15番でバーディを奪い、小祝11アンダー、穴井9アンダー、菊地8アンダー。残り3ホールの戦いとなった。

17番パー3、小祝はピン右手前からのフックラインを読み切り、勝負を決定付けるバーディ。菊地もバーディで続く。穴井は上がり3ホールともパーとし、9アンダーでホールアウト。

最難関の18番、菊地はグリーン奥からナイスアプローチでパーセーブ、2位タイを守った。小祝のバーディパットは大きくオーバー。しかし、返しのウィニングパットをど真ん中から沈め、笑顔でキャップに手をやり、ギャラリーに感謝を伝えた。

今季初勝利、地元での初優勝、通算9勝目を飾った小祝と、最後まで大会を盛り上げたホステスプロの菊地。地元出身プロの頑張りが印象に残る大会だった。

小祝は優勝スピーチで、「すごく長い4日間だと感じたんですけど、その中でもやっと地元で勝つことができてうれしい気持ちでいっぱいです」と飾り気のない言葉で語った。

■主な上位選手最終成績

上位選手の主な最終成績は以下の通り。

優勝/12アンダー/小祝さくら2位タイ/9アンダー/菊地絵理香、穴井詩4位/7アンダー/尾関彩美悠5位タイ/6アンダー/永峰咲希、宮澤美咲7位タイ/5アンダー/工藤遥加、川岸史果9位タイ/4アンダー/仁井優花、宮田成華

櫻井心那は3アンダー11位タイ。藤田さいき、青木瀬令奈は2アンダー13位タイ。後藤未有、山内日菜子は1アンダー16位タイに終わった。

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文●河野道久

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