セレッソ大阪・清武弘嗣、クラブ初タイトルは新たな始まり「自分も、セレッソも、ここから」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

セレッソ大阪・清武弘嗣、クラブ初タイトルは新たな始まり「自分も、セレッソも、ここから」

スポーツ 選手
清武弘嗣
  • 清武弘嗣
(c)Getty Images

セレッソ大阪MF清武弘嗣が11月5日にブログを更新。『JリーグYBCルヴァンカップ』初優勝を喜ぶとともに、今後の戦いに向けて気合いを入れ直していた。

今季のJリーグ杯決勝は、どちらが勝っても初タイトルになるC大阪と川崎フロンターレの顔合わせ。試合は前半1分に杉本健勇のゴールでC大阪が先制。川崎Fの強力な攻撃陣を最後まで封じきり、終了間際にソウザが駄目押し点を挙げ2-0で勝利した。

フル出場で優勝に貢献した清武。一夜明け『決勝を終えて...』の題でブログを更新すると、「朝起きて、記事や写真を見てると、俺たちは優勝したんだなーと実感が少しずつ湧いてきます」と初タイトルの感慨に浸っていた。

日ごろのリーグ戦とは違うメンバーで大会を勝ち上がってきたC大阪。川崎Fとタイトルを懸けて争える位置まで勝ち進んでくれたチームメートに、「このタイトルは、ルヴァン杯で勝ち進んでくれた選手のおかげだと思ってます」と深く感謝した。

「もちろん、監督、スタッフ、全選手、サポーター、セレッソに関わる全ての人のおかげだと思っています。本当に感謝しています。でも、ルヴァン杯で戦ってくれた選手がチームを一丸にしてくれました。ガムシャラに、戦う姿をみてリーグ戦で出ている選手は刺激をもらえたと思います」

その想いがあったからこそ「優勝できて、心の底から嬉しいです」と喜びもひとしおだ。

ここまで書いてきて「少しだけ、自分自身の話を」と切り出す。スペインのセビージャから古巣のC大阪に復帰して、大きな期待がかけられるなかで4度の故障があったことを振り返り、「本当に不甲斐なく感じてます。何も残せてない。何をしてるんだ。たくさん悩みました。でも、支えてくれてる人の為にもう一度這い上がらなければならい。その気持ちでここまでやってきました」と、苦しかった胸の内を吐露する。

「なので、ほんのほんの少しだけ自分を支えてくれてる人に恩返しできたかなと思います。本当にありがとうございます。でも、まだまだ足りない」

初タイトル獲得を目標の達成ではなく「自分としても、セレッソとしても、ここからだと思います。タイトルはとりました。でも、もっと大きくなるにはこれからだと思います」と、新たな挑戦へのスタートと位置づける清武。

残るリーグ戦と天皇杯に向けて、少し休んで切り替えていきたいとした。


清武の投稿にはファンから、「おめでとうございます。やっぱりセレッソはチームワークが最高ですね」「お疲れさま!おめでとう!!ありがとう!!!」「悲願の初タイトルおめでとう」「一生わすれません!!感動をありがとうございました!!これからも頑張りましょう!!!」「セレッソの全員で戦うチーム力。心から感動しました」などの声が寄せられている。
《岩藤健》

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