ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選が10月8日に行われた。ドイツ代表はアゼルバイジャン代表と対戦して5-1で勝利。史上2ヶ国目の予選10戦全勝を達成した。
前節でW杯出場は決めているドイツ。今節は全勝突破を懸けての一戦になった。
ドイツは前半9分にレオン・ゴレツカのゴールで先制するが、前半のうちに負傷者を2名出してホーム初失点も喫してしまう。
それでも1-1で折り返した後半9分、ドイツはザンドロ・ヴァーグナーが頭で勝ち越しゴールを決める。10分後にはアントニオ・リュディガーも決めて加点。後半4得点で突き放し大勝した。
2010年南アフリカ大会予選のスペイン以来となる勝ち点30を達成したドイツ。しかし、ヨアヒム・レーブ監督は「予選は一大事ではあるがW杯への準備に過ぎない」と話し、タフな相手が待つ本大会へさらに上のレベルを要求した。
「自分たちに期待することについて、チームとこの数日話をしたから本大会に向けて準備するチャンスが全選手にある。いい状態にあり準備が整っていることが全選手にとって重要になる。我々にとって必要なことだからね。全選手が早い段階で精神的に準備が整っていなければならない。W杯では予選で対戦したのとは違う相手と対戦しなければならないのだと誰もが分かっている」
《岩藤健》
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