宇野薫が世紀の一戦を予想、早い決着ならマクレガーの勝ち「ボクサーとはリズムが違う」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

宇野薫が世紀の一戦を予想、早い決着ならマクレガーの勝ち「ボクサーとはリズムが違う」

スポーツ 短信
コナー・マクレガー(右)がUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
  • コナー・マクレガー(右)がUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
  • コナー・マクレガーがUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
フロイド・メイウェザー対コナー・マクレガーの“世紀の一戦”開催が迫っている。元ボクシング世界5階級王者と現役のUFC王者が対戦するドリームマッチを前に、総合格闘家の宇野薫はマクレガーの勝ちを予想した。

自身も総合格闘技の選手とあって、心情的には「マクレガーに勝ってもらいたい」と話す宇野。技術的な裏付けにはボクサーと総合格闘家が持つ打撃のリズムの違いを挙げた。

「メイウェザーは少しやりにくいのではないかなと思う。総合格闘技をやっている選手のボクシングは、普通のボクサー対ボクサーのリズムとけっこう違うんですよ。そういったところで手こずるというか、やりにくさはあると思う」

マクレガーのKO勝ちを予想する宇野。倒すとしたらメイウェザーがマクレガーのリズムに戸惑う早いラウンドと考える。一方で試合が長引き相手のパンチに慣れてくればメイウェザーの展開になると予想した。

「最初はメイウェザーにパンチが当たるかもしれないが、そういうのが読めれば逆にラウンドを重ねるごとにタイミングとかが分かってくる。そうなるとメイウェザーのペースになってくると思う。長いラウンドになるとメイウェザー、早いラウンドだとマクレガーが勝つのではないかと思っています」

元5階級王者で49戦無敗。これほどの実績を残したボクサーが、この種の試合に出場するのは画期的なことだ。宇野も「格闘技界のひとつの時代を変える一戦になる」と期待する。
《岩藤健》

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