今季途中にアストロズからブルージェイズへトレードされた青木。古巣への恩返し弾は1点ビハインドの七回だった。それまで2打席2三振に抑えられていたが、この打席では3球目に外角高めのボールを捉え右中間へ。打球はフェンスを越えてアストロズ投手陣のいるブルペンに落ちた。
青木宣親は8番・左翼で先発出場し、古巣アストロズから2ランを放った!これが青木のブルージェイズでの初本塁打、今季3号となった!https://t.co/UQyxS7RpbM#日本人選手情報 pic.twitter.com/SS7qg8FetP
— MLB Japan (@MLBJapan) 2017年8月7日
青木の一発にファンからは、「いいホームランだ」「やり返してやったな。内心は悔しかったろう」「1ホーマー、3三振。完全に狙ってたな」「チームが負けてしまったのは残念だが青木は良かった。今後も頑張って欲しい」「飛び抜けた成績を残しているわけではないが、どこのユニフォームを着ても毎年安定した成績を残し続けている。こういう選手も貴重」などの声が寄せられている。
青木の2ランもあり、この回一気に6-3と逆転に成功したブルージェイズ。リードを保ったまま最終回を迎える。しかし、ここからアメリカン・リーグ西地区を独走するアストロズが、その勝負強さを発揮した。
ブルージェイズの抑えロベルト・オスーナからヒット3本でランナーを溜め、カルロス・ベルトランが内野ゴロを打つ間に三塁ランナーが生還。2アウト一、三塁でアレックス・ブレグマンが値千金の2点三塁打。フアン・センテノが2ストライクと追い込まれるもライトにサヨナラ適時打を放った。