部活女子・肉食女子にさらなるチカラを…すた丼屋に2つの新メニュー 5/1より | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

部活女子・肉食女子にさらなるチカラを…すた丼屋に2つの新メニュー 5/1より

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左からアントワークス営業戦略部 和泉沢有祐課長、商品部 小津貴仁課長、広報室 昆野明日香係長
  • 左からアントワークス営業戦略部 和泉沢有祐課長、商品部 小津貴仁課長、広報室 昆野明日香係長
  • 「伝説のすた丼屋」「名物すた丼の店」新メニュー、「塩油そば」「山かけ牛カルビ丼」メディア向け発表(4月28日、都内)
  • 「伝説のすた丼屋」「名物すた丼の店」新メニュー、「塩油そば」「山かけ牛カルビ丼」メディア向け発表(4月28日、都内)
ジャージ女子、肉食女子をさらにパワーアップ――。「伝説のすた丼屋」「名物すた丼の店」は5月1日から、新メニュー「塩油そば」「山かけ牛カルビ丼」を発売。

塩油そばは女性向け新メニュー第2弾、山かけ牛カルビ丼は夏のスタミナメニューというポジション。

◆肉食女子にパワーチャージ…塩油そば

5月から「伝説のすた丼屋」「名物すた丼の店」のグランドメニューに加わる塩油そば(630円)は、粗挽き黒胡椒とニンニクが効いたオリジナル塩ダレを太麺にからめた品。

卓上の酢や辣油、ニンニクを加えて味の変化も楽しめる。4月28日のメディア向け発表では、アントワークス(東京都中野区)商品部 小津貴仁課長や広報室 昆野明日香係長らが同商品についてこのように説明した。

「丼チェーンだけど、麺メニューにもこだわり、自家製麺でメニュー化。これまで20~30代の男性をターゲットに“男のガッツリメシ”を軸に商品をそろえ、全体で男性7割、女性3割という客層だった。そこへ、女性にもっと気軽に来店してもらいたいという想いでこの塩油そばを開発。肉食女子、おひとりさま、ニンニク好き女子といったブームにあわせ、女性客の来店数も増えてきている」

同社は、創業当初は男性9割、女性1割という客層でスタート。男ガッツリメシ系を貫いたが、女性の割合が増えていることから、「オトコらしいガッツリ系のイメージは踏襲したまま、女性も来店しやすいメニューをそろえて男女グループ層などもガッツリ押さえていく」という。女性向けメニューは、昆野係長が女性社員らの声を聞きながら具現化してきたようだ。



「2014年にグランドメニューに加わった塩すた丼や、2017年1~3月限定で販売し人気を博した極上ねぎ塩豚トロ丼などは、メニューラインナップで珍しい塩味だが、これが好評だった。これに着目して塩油そばを開発した」

発表会に参加した女性記者は、試食後の印象に「パスタみたい」と。麺の量などに妥協はなく、「麺は生麺の状態で220グラム。茹でて400グラムを超える。ラーメンの生麺が170グラムだから、ほぼ1.3倍」とも離していた。


◆夏の闘魂&スタミナ注入…山かけ牛カルビ丼

5月1日から6月30日までの期間限定で販売される山かけ牛カルビ丼(生玉子・味噌汁つき、980円)は、すた丼に使われている“秘伝のニンニク醤油ダレ”と焼肉ダレをブレンドした特製「すた焼肉ダレ」を絡めて、香ばしく焼いた牛カルビがドンとのる品。

ご飯茶碗2杯半のライスの上に牛カルビ、ネギ、山芋がのる。別皿で出てくる生玉子をかけることで、「濃厚かつマイルドな味になり、ガッツリかきこめる新感覚な丼」という。

「5月になると、とろろの季節。スタミナも要る季節になり、『肉を食べたいけど、食べきれない』と思ったときにチョイスしてくれるはず。塩油そばとともに、夏を意識したメニュー」

同店では過去に「牛サガリ焼肉丼」「中落ちカルビ丼」「牛旨カルビ丼」「極みカルビ丼」などを展開。「今回は、とろろと焼肉という異色コンビに、すた丼流の旨味を加えた」という。小津課長や昆野係長は「あくまですた丼のガッツリ系を守りながら新メニューを開発したい」とこだわる。

「女子に寄り添った展開はしない。これまでの男らしさ、ガッツリ系といったイメージを保ちつつ、女性にも受けるメニューで既存顧客層をガッツリとつかんでいきたい」

《大野雅人》

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