【WBC2017】侍ジャパン、オランダ戦勝利のカギはバンデンハーク攻略、メジャーリーガー+バレンティンの強力打線にも要警戒 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【WBC2017】侍ジャパン、オランダ戦勝利のカギはバンデンハーク攻略、メジャーリーガー+バレンティンの強力打線にも要警戒

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オランダが台湾を破り2次ラウンド進出決定(2017年3月9日)
  • オランダが台湾を破り2次ラウンド進出決定(2017年3月9日)
2017ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も3月12日から2次ラウンドが始まる。日本は初戦でA組2位のオランダと対戦。今回のオランダは現役メジャーリーガーを上位打線に並べ、4番にはヤクルトのウラディミール・バレンティンが座る。

オランダは1次ラウンド初戦の韓国戦に5-0で勝利。続く台湾戦も6-5で連勝した。イスラエル戦は2-4で落としたが、依然としてポテンシャルはA組で一番のものを持っている。

打線は1番にアンドレルトン・シモンズ内野手。昨季はメジャーで規定打席未達ながら打率.281、4本塁打、44打点をマーク。遊撃手としてもメジャー屈指の守備力を誇る。

2番はテキサス・レンジャーズ期待の若手ジュリクソン・プロファー。今大会は打率.545、1本塁打、3打点、1盗塁と好調だ。プロ入りは遊撃手としてだったが、内外野どこでも守れるユーティリティ。今大会では外野を守る。

3番のザンダー・ボガーツはボストン・レッドソックスの主力。昨シーズンは途中までシーズン240本ペースで安打を量産していた。最終的には192安打でシーズンを終えたが打率.294、21本塁打、89打点の成績を残している。

レッドソックスのボガーツが安打量産、2007年のイチローに匹敵

4番は日本のシーズン最多本塁打記録を持つバレンティン。今大会まだホームランはないが打率.556のハイアベレージ。台湾戦では4打数4安打と爆発した。

オランダは5番のジョナサン・スコープ、6番のディディ・グレゴリウスまでメジャー組で固めている。

一方でタレントぞろいの打線に比して投手陣は穴がある。ソフトバンクのリック・バンデンハーク以外の先発投手は手薄。韓国戦こそバンデンハークが4回無失点の好投を見せ完封したが、全敗で敗退した台湾に5失点、イスラエルにも4失点した。

日本は早めにバンデンハークを引きずり下ろす展開に持っていきたい。
《岩藤健》

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