自転車の安全利用促進委員会は、自転車購入時の購入基準についての調査結果を発表した。調査対象は、中高生の自転車通学をする子どもを持つ主婦500名。
子ども用の自転車を購入する際の購入基準を尋ねたところ、子ども69.2％、主婦83.0％が「安全性」と回答した。続いて、子どもは「デザイン」67.8％、主婦は「価格」74.4％。安全性だけでなく、＋αを自転車に求めていることが伺える結果となった。
次に、主婦自身の自転車購入時の購入基準を尋ねた。その結果、71.4％を占めた「価格」がトップとなった。子どもの自転車選びでは8割以上の主婦が重視すると回答した「安全性」は、自身の自転車選びでは60.6％だった。
購入した自転車で気になる点、後悔した点には、「さびやすい」子ども12.3％、主婦15.3％、「すぐにタイヤがパンクする/空気が抜ける」子ども11.1％、主婦7.1％、「重い」子ども、主婦ともに9.3％などを挙げている。
後悔の理由は、「デザインを重視したから」子ども31.4％、主婦14.8％、「値段（安さ）を重視したから」子ども25.7％、主婦41.0％が多かった。購入時に重視していた「デザイン」や「価格」が後悔の理由となっていることが明らかになった。
《美坂柚木》
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