サントリー「2017年国内主要ブランド戦略説明会」が2月20日(月)に都内で行われ、国内事業責任者である沖崎専務が、国内飲料事業全般について説明した。2016年サントリーの国内主要ブランドの実績は、「天然水」「BOSS」「伊右衛門」「GREEN DA・KA・RA」の4つのブランドが大きく売り上げを伸ばした。この結果を踏まえて2017年は…1.ロングセラーブランドの進化これらの基幹ブランドを進化させ、次の世代に向けて引き続き愛されるブランドへ育成すること。2.高付加価値商品の提案今までにはなかったような、カテゴリーの枠を越えた新たな価値を持つ商品をお客様に提案すること。以上の2つをブランド戦略として挙げた。また、自動販売機ビジネスに焦点を当て、公益法人営業本部を新設し総合飲料サービスに注力。企業・法人のオフィス内の飲料需要に様々な提案をすることを掲げた。これは、サントリーグループの自動販売機事業内の法人営業機能を強化し、グループ内の連携強化を図ることで推進していく。2017年4月1日付で、これまでの食品事業本部をジャパン事業本部へ改称。よりいっそう迅速な意思決定を行うことで「お客様にとって、なくてはならない企業を目指していく」と意気込みを語った。