インテルが東洋医療を活用する「インテルアカデミーヘルス」展開の背景 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

インテルが東洋医療を活用する「インテルアカデミーヘルス」展開の背景

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インテル、東洋医療のSHIN9と「インテルアカデミーヘルス」展開へ
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サッカークラブのインテルが東洋医療を手がけるSHIN9と連携、健康寿命の延伸に取り組む。

発表会で登壇した衆議院議員の城内実氏は「東洋医学のSHIN9とインテルの共同開発には、質の高いトレーナーやライセンス確保にもつながるものと考えています。イタリアと日本は友好関係樹立から昨年で150年を迎えました。イタリア、日本の友好関係においてさらなる発展に繋がることを祈っています」とした。

SHIN9浜口大介取締役は同社の狙いなどを解説。

「弊社は23の整骨院を展開しています。今後の会社のビジョンとして、健康寿命プラス5というビジョンを掲げています。健康寿命を5年伸ばそうということです。健康寿命とは、自分のことは自分でできるという状態を示します」

「日本では、男女平均すると人生の最後の11年間を誰かの介護や援助を受けて生活しているという数字があります。そのなかでも筋肉や骨の疾患は大きいということです。そのため健康寿命を延ばすことを考えるに至り、さらに予防をすることが大事ということです。予防の要素としては、栄養、休養、運動の3つが大事とみています。今回のプロジェクトはこのうちの運動にフォーカスを当てています」と話す。

トレーニングやメンテナンスについては、「個人が判断しにくい環境になっているという現実、適切な処置をしきれていないというところもあります。つまり、トレーナー個人の解決法、ジムの持つ解決法を提供するということが多く、患者さんにあった方法を提示するところに至っていない場合があります」と分析。

そうした状況のなか、今回の提携に至ったのだが背景として浜口氏は、「インテルは、トップアスリートのためのノウハウがあり、ヘルスケア分野への参入を考えていたという背景がありました。弊社のニーズとインテルのニーズを合致したものが今回の取り組みです」と説明する。

「まずはトレーニング方法を開発、確率し、このトレーニングの公認トレーナーを育成し、ライセンスします。そしてこうしたトレーナーから一般の方にもトレーニング方法を提供していくというものです。2019年4月には、ライセンスしたトレーナーのパーソナルジム開設につなげます」と具体的なスケジュールも示した。
《編集部》

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