毎年恒例となっている新日本の1.4東京ドーム興行。今年もメインイベントは新日最高峰のベルトをかけたタイトルマッチだった。2016年夏に外国人レスラーとして史上初めて、真夏の祭典『G1 CLIMAX』を制したオメガ。タイトル奪取に向けて覚悟の大技を連発する。
15分過ぎには場外にいるオカダへノータッチトペ。場内に戻して後頭部へのミサイルキックが決まる。さらに20分過ぎにはスライディングキックでオカダを鉄柵の向こうに蹴り出して、コーナーから鉄柵越えのラ・ケブラーダ。実況席とともにオカダを吹き飛ばす。
35分を経過したころには、トップロープからの雪崩式ドラゴンスープレックスを見舞っていく。場内も一瞬ヒヤッとする危険な落ち方をしたが、これでも試合は決まらない。
オカダもオメガのフィニッシュ・ホールド『片翼の天使』を切り返し、ツームストン・バイルドライバーからのレインメーカーを決めるがカウント2。40分が過ぎてもふたりのペースは衰えず、どのような形で決着がつくか予想できない展開が続いた。
45分を経過してからオメガがドロップキック、レインメーカー式ヒザ蹴り。さらに片翼の天使で試合を決めに行く。だが、これをオカダが再び切り返し、今度は回転を加えながらジャンプしての旋回式ツームストン。完璧な形でレインメーカーを決めて激闘に終止符を打った。
IWGP史上に残る長丁場をトップギアで駆け抜けた両者。新年早々の激闘にファンからは、「メイン凄かった。凄すぎた。 痺れっぱなしだ」「いきなり今年のベストバウトいったな」「凄いメインだった!!!オカダにもケニーにも大拍手!!!」「くそいい試合だったオカダおめでと!」「信じられない!ドリルアホール・ツームストンドライバーからのレインメーカーでオカダがオメガをKO!」「ケニーはベストバウト製造マシーン」「何度試合が決まったと思って一喜一憂したかわからん。ケニーはベストバウトマシーンやで」などの称賛が寄せられている。