51歳ホプキンス、引退試合でTKO負け…リング下への転倒から復帰できず | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

51歳ホプキンス、引退試合でTKO負け…リング下への転倒から復帰できず

スポーツ 短信
バーナード・ホプキンス 参考画像(2016年12月17日)
  • バーナード・ホプキンス 参考画像(2016年12月17日)
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ボクシングの元世界ミドル級王者バーナード・ホプキンスが12月17日、ジョー・スミス・ジュニアと対戦して8ラウンドTKOで敗れた。ミドル級で一時代を築き“死刑執行人”と呼ばれたホプキンスも51歳、この試合での引退を表明していた。

2014年11月の防衛戦でセルゲイ・コバレフに敗れて以来、約2年ぶりのリングに上がったホプキンス。対戦相手はWBCインターナショナルライトヘビー級王者スミスだった。

ハードパンチャーのスミスに対してホプキンスは軽快な動きを披露。試合は互角の展開で後半に入る。だが第8ラウンドにスミスがロープ際へ詰め左右の連打。ホプキンスはリング下へ落ち、「足を痛めた」とアピール。

20カウント以内にリングへ戻ることができずTKO負けになった。

「私は頭を打ち、足首を痛めた。20秒以内に戻らなければならないルールは知っていたが、足首を痛めたため立ち上がれなかった」

ホプキンスは「リング下に落ちたのは押されたからだ」と主張しているが、レフェリーは正当な攻撃と判断した。

「攻撃は正当なものだった。彼は試合を続けるつもりがなかった。だから私は20カウントで終わらせたんだ」

不本意な形で終わったが、ホプキンスは事前の予定通り引退するという。この試合にファンからは、「衝撃でしばらく感情迷子になってた。とにかくお疲れ様」「ホプキンス、最後こんな強敵とやったんかよ。本当すげえわ」「引退試合まである意味インパクトを残した。この選手は伝説」「いろんな意味ですごいボクサーだった」「後味悪いんだか豪快なんだか分かんない終わり方」などの声を寄せている。

《岩藤健》

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