宮本恒靖&松木安太郎の熱談!サッカー日本代表が抱える現実…鼓舞、年齢、起用 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

宮本恒靖&松木安太郎の熱談!サッカー日本代表が抱える現実…鼓舞、年齢、起用

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もと日本代表DFの宮本恒靖と松木安太郎
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2014年サッカーワールドカップ当時の日本代表を振り返り、現在の日本代表についてどう思うか。元サッカー日本代表の宮本恒靖氏とサッカー解説者の松木安太郎氏が11月末、WOWOWの公開収録で本音をぶつけ合った。

松木:いまの選手は、経験値や試合観はすごく伸びている。前回のブラジル大会でも期待してたけど、海外で活躍する人が増えてきて、中心選手がいいプレーし始めた。

でも、2010年までの戦いと見比べると、まわりを鼓舞させる選手が増えるといいなとも思う。2014年はそんな選手が、残念ながら出なかったというのが正直な気持ち

宮本:なるほど。

松木:11人でやるサッカーの特性上、チームの平均年齢は27歳ぐらいがいいと言われている。そこだけ考えると、いまの日本代表は、ちょっと年齢的にそれより上になるでしょ。バランス的に若い選手が必要。でも香川(真司/ボルシア・ドルトムント)や岡崎(慎司/レスター・シティ)がそれを変えたいという思いで活躍している。そういう流れも悪い方向じゃない。

宮本:清武(弘嗣/セビージャ)も最近、いい活躍をした。彼らが主役となって、所属するチームでも活躍してほしい。

松木:試合の機会が少なくなってポッと出ると、感覚が戻るまでに時間がかかる。ベテランになったときは、そのリズムを保つ、上げていくのは簡単じゃないと思う。

運動量が少なくなるけど、間は開けたくない。負荷をかけなくても継続することで体調をキープできる。試合に出ていたほうが、安定度があるでしょ。そういったところも日本代表の課題かもしれない。

宮本:U19の選手たちもこれからは入ってくるかもしれない。いい時期に差し掛かってるんじゃないかなとも思います。若い選手をいつ使うのかって難しいですよね。

松木:海外だけでなくて、国内選手の強化などももういちど考えなおすいいタイミングだと思いますね。

※ ※ ※

この公開で収録された番組『宮本恒靖VS松木安太郎 クラシコ直前対談!』は12月3日にオンエア済みだが、WOWOWでは今後リーガ・エスパニョーラ2016-2017シーズンの毎節最大5試合を生中継していく。

《大野雅人》

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