楽天の茂木栄五郎内野手が12月2日、初の契約更改に臨んだ。2000万円増の3200万円（推定）でサインした茂木は、「評価していただいたので、とても光栄に思っています」と話している。
プロ入り1年目ながら遊撃手のレギュラーに定着。117試合に出場して打率.278、7本塁打、40打点をマーク。プロ野球では1992年の川相昌弘（当時巨人、現巨人3軍監督）以来、24年ぶりの1シーズン2本のランニング本塁打という珍しい記録も達成した。だが、茂木はルーキーイヤーに「不甲斐なさを感じている」と言う。
「打ちたい場面で打てない。守らなければならない場面で守れない。というのが多く、僕の中では結果的に不甲斐ないシーズンになってしまったという思いがあります」
来シーズンはチームの勝ちにこだわり、個人としては143試合すべてに出場して今シーズンの成績を上回りたいと目標を語った。
契約更改を終えた茂木にファンからは、「茂木がいなかったらと思うと恐ろしい」「おめでとう。来年はもっと活躍して倍増くらい目指そう」「新人王争いで負けたのは正直悔しいけど、タイトルホルダーを狙えるだけの逸材。来年も期待している」「2年目のジンクスなんか吹っ飛ばして、来年の頼むよ！」「茂木のおかげで今年は試合を見る楽しみがあったよ」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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