ラグビーイングランド代表、南アフリカから10年ぶりの勝利 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ラグビーイングランド代表、南アフリカから10年ぶりの勝利

スポーツ 短信
エディー・ジョーンズ 参考画像(2016年6月25日)
  • エディー・ジョーンズ 参考画像(2016年6月25日)
ラグビーイングランド代表が11月12日、南アフリカ代表とテストマッチを行い37-21で勝利した。イングランドは2006年11月以来となる南ア戦勝利を収め、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)就任からの成績を10戦無敗としている。

序盤は相手にリードを奪われたイングランド。だが、ラインアウトから流れるようなパスワークを見せ、逆サイドまでボールがつながるとジョニー・メイが反撃のトライ。これで勢いづいたイングランドがホームで南ア戦13試合ぶりの勝利を手にした。

ジョーンズHCは試合後の会見で、「南アフリカには10年間勝てていなかったので、このスコアで勝てたのはファンタスティックだ」と勝利を喜んだ。

「イングランド代表で就任から10連勝したHCは史上初だが、歴史を作ったのは嬉しいか」と質問されると、ジョーンズHCは笑顔を見せた。

「次のフィジー戦でより良い試合ができれば、さらに嬉しく思うだろう。19日の試合が楽しみだ」

2015年のラグビーワールドカップ(W杯)では決勝トーナメントに進めなかったイングランド。短期間で復活を果たした要因には選手たちの精神面があると語った。

「イングランドはこれまでも厚い選手層を持っていた。いまは選手たちがより大きな野心を持ち、世界トップクラスの選手を目指している」

W杯では日本代表を率いて世界を驚かせたジョーンズHC。今度はラグビーの母国で新たな歴史を築いている。
《岩藤健》

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