WOWOWのパラリンピックドキュメンタリー第3回が11/5放送…シッティングバレーボール選手を紹介 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

WOWOWのパラリンピックドキュメンタリー第3回が11/5放送…シッティングバレーボール選手を紹介

イベント スポーツ
WOWOWのパラリンピックドキュメンタリーシリーズ『WHO I AM』第3回はサフェト・アリバシッチを紹介
  • WOWOWのパラリンピックドキュメンタリーシリーズ『WHO I AM』第3回はサフェト・アリバシッチを紹介
  • WOWOWのパラリンピックドキュメンタリーシリーズ『WHO I AM』第3回はサフェト・アリバシッチを紹介
国際パラリンピック委員会(IPC)とWOWOWの共同プロジェクト『WHO I AM』第3回が11月5日に放送される。

『WHO I AM』は、世界最高峰のパラアスリートたちに迫るスポーツドキュメンタリーシリーズだ。第3回はボスニア・ヘルツェゴビナに唯一のメダルをもたらしたシッティングバレーボール代表のサフェト・アリバシッチを紹介する。

シッティングバレーボールは、足などに障害のある選手が床に座ったまま行う競技だ。ボスニア・ヘルツェゴビナは、2000年シドニーパラリンピックから2012年ロンドンパラリンピックまで金メダル2個、銀メダル2個を獲得。この国がこれまでのオリンピック、パラリンピックの両方で獲得したメダルはこの4個となる。

シッティングバレーボールが強いのは、ボスニア紛争と呼ばれる内戦が理由だ。死者20万人とも言われる激しい紛争で障がいを負った人が多数おり、その人たちの社会復帰のために国がシッティングバレーを支援している。

アリバシッチも12歳の時、地雷を踏んで左足のかかとを失った。治療で海外に渡り、帰国したアリバシッチに希望を取り戻させたものがシッティングバレーボールだった。20歳で代表入りし、エースとして活躍。アテネ大会で金、北京大会で銀、ロンドン大会で金メダルを獲得した。

リオデジャネイロパラリンピックでは予選・準決勝を勝ち抜き、大会最終日の決勝で宿命のライバルであるイランと対戦。王座奪還を狙うイランは、今年に入って代表メンバーとなった身長246cmのメヘルザードを秘密兵器として用意していた。番組では、アリバシッチの日常やボスニア代表強化合宿、リオデジャネイロパラリンピックまでの全軌跡に迫る。

『WHO I AM』は、11月5日21:00からWOWOWプライムで放送する。第1回、第2回はWOWOWメンバーズオンデマンドで配信中。

■放送スケジュール
・11/12(土)21:00:エリー・コール(水泳)
・11/19(土)21:00:ザーラ・ネマティ(アーチェリー)
・11/26(土)21:00:リカルディーニョ(ブラインドサッカー)
・12/10(土)21:00:マールー・ファン・ライン(陸上)
・12/17(土)21:00:国枝慎吾(車いすテニス)

《美坂柚木》

編集部おすすめの記事

page top