【リオ2016】リオの地で日本食弁当を提供…世界で活躍する栄養士になるために | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【リオ2016】リオの地で日本食弁当を提供…世界で活躍する栄養士になるために

スポーツ まとめ
「リオ五輪研修プロジェクト」メンバー
  • 「リオ五輪研修プロジェクト」メンバー
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17日間のリオデジャネイロ五輪が現地時間の21日、幕を下ろす。次の夏季五輪は東京で開催される。我々の番だ。

その自国開催の舞台で、自身の持てる力を発揮するべく、はるばる地球の裏側まで活動をしにやって来た若者たちの姿があった。20歳前半の学生、社会人総勢16名が中心となって活動する団体、「リオ五輪研修プロジェクト」だ。







メンバーの一人、管理栄養士を目指し、「世界で活躍するアスリートを食事でサポートしたい」という思いを抱える大住陽香さん。過去にはシンガポールでの栄養士研修や、イタリアの名門インテルやラツィオでのスポーツ栄養士研修の参加経験を持つ。




各地のオリンピックにも帯同経験のある栄養士の監修の元、現地の人に日本食を紹介したり、現地で活動している日本人スタッフに日本食弁当を提供している。

「現地の食事は楽しみの一つではあるが、オリンピックという長期滞在になると、日本食がどうしても恋しくなるのではないかな、と思ったんです。そういった方々を少しでも日本食でほっとさせてあげたい」

具体的に、どういった部分が日本と異なり、調理の際に苦労したのだろうか。

「海外での調理は、やはり日本のようにはいかない。場所にもよると思いますが、日本では当たり前にある器具がなかったり、水道水にも気を遣わなければいけなかったり。火も、マッチなどの火種がないとなかなか付かなかったり。海外で調理する際にはどういった部分に気をつけないければいけないのか、すごく勉強になりました」

僕も日本食の弁当をいただいた。大住さん自身が考案したメニューだという。鶏肉の酸っぱ煮、野菜の味噌炒め、オクラのツナマヨ和え。日本食が恋しくなった舌には、この上ないご馳走だった。


《大日方航》

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