夏の甲子園プレイバック…いまなお輝く剛腕投手8人 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

夏の甲子園プレイバック…いまなお輝く剛腕投手8人

スポーツ まとめ
2016年夏の阪神甲子園球場
  • 2016年夏の阪神甲子園球場
1980年から本格的にスピードガンが導入され、98年に松坂大輔が初めて150キロを出し、150キロ以上出す選手は、現時点で21人いる。かつては140キロ台が出ればプロに入れると言われたが、今では150キロ台が出ることは珍しくなく、今年も多くの投手が150キロ前後を投げている。

今回は戦前も含めた歴史的剛腕投手を選出した。

◆松坂大輔

「平成の怪物」の異名を持ち、高校3年間を通して、公式戦では1敗しかしておらず、その数々の伝説は、今でも語り継がれている。

その中でも特質すべきなのは、春夏連覇がかかった3年夏の甲子園だ。準々決勝のPL学園との一戦では、延長17回にも及ぶ死闘となり、この試合で松坂は、250球を投げ完投勝利を果たすと、翌日の準決勝では明徳義塾に2点差で負けている中、9回表にマウンドに上がり、見事三者凡退打に抑えると、逆転劇を呼び込んだ。

決勝では京都成章を相手に、史上二人目となる、決勝戦でのノーヒットノーランを達成し、春夏連覇を達成した。


《荒井隆一》

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