【GARMIN vivomove classic インプレ後編】知らないうちに健康的なライフスタイルを実現 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【GARMIN vivomove classic インプレ後編】知らないうちに健康的なライフスタイルを実現

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クラシックブラックは赤い秒針がワンポイントとなっている
  • クラシックブラックは赤い秒針がワンポイントとなっている
  • 右サイドのバーが赤くなると「気分転換に歩きましょう」と促してくれる
  • エレガントな作りが魅力のクラシックホワイトモデル
  • 一見してライフログ機能があるとは思えないデザイン
  • 右がクラシックホワイト、左がクラシックブラック
  • 時間ごとのステップ数や身体を動かしていない時間帯が記録されている
  • 深紺が深い眠り、水色が浅い眠り、紫色はトイレに起きたときかなあ
  • 睡眠中の寝返りなどの動き。明け方になるとモゾモゾするんだな
アスリート向けのライフログバンドをカジュアルな腕時計タイプにデザインして新登場した「vivomove classic(ヴィヴォムーブ・クラシック)」。インターネットを経由してアプリや専用サイトに記録することで健康維持や増進に役立つアイテムだが、最終回はどこまでできるかを検証してみた。


◆1日の終わりに同期するという習慣を

vivomove classicは一目でわかりやすいシンプルなステップバーが文字盤の左側に、動きがない時間を表示するムーブバーが右側にあって、それらをチェックすることで毎日の活動量が分かる。このデータをそのままにすることなく、スマホやパソコンサイトに蓄積することで健康維持・増進に役立てることができる。

vivomove classicは見た目が腕時計ながら、ガーミン社が無料で提供しているインターネットサイト「Garmin Connect」やスマートフォンアプリ「GarminConnect Mobile(Android/iOS)」に対応している。記録したデータを本体右のリューズを押して送信することにより、毎日のステップ数やゴール達成状況、睡眠などのデータを閲覧することができる。だから1日の終わりに同期する習慣をつけるといい。そのまま放置すると古いデータからクリアされていくからだ。

「Garmin Connect」と「GarminConnect Mobile」はGPS搭載の上級機種にも対応していて、さまざまなデータが詳細に蓄積できる。そのためシンプル機能のvivomove classicはその一部が使えるに過ぎない。でもその方がわかりやすくていい。蓄積できる項目は目標ステップに対する達成率、ステップの詳細、睡眠、睡眠時の眠りの深さ。これらのデータをグラフで確認できるので一目瞭然。


◆楽しみながら続ける健康管理

目標ステップに対する達成率はいわゆる万歩計としてのシンプルな機能で、それだけでも日々のモチベーションになる。目標歩数は達成を重ねるとどんどん高いレベルになっていくので、歩きが少なかったときは帰宅時に散歩するなどしてカロリー消費を促進するなど活動力アップにつながる。目標の達成状況や合計ステップに応じてバッジを獲得できたり、友人や家族間でステップ数を競えるスコアボードがあるので、毎日楽しみながら続けられる。

睡眠時間はvivomove classic内の加速度センサーから、いつ就寝し、いつ起床したかを把握する。ベッドに横になるときは腕時計を外す人もいると思うが、外して机の上に置いていても寝ていると判断されているのでそれで構わないはずだ。さらには寝返りを打つ、微動だにせずに深く寝入るなど睡眠中の動きが確認できるので、結果的に眠りの深さを知ることもできる。


◆まるで魔法の腕時計、気兼ねなく使おう

他のGPSウォッチは充電用USBケーブルでもパソコンと同期できるが、ボタン電池式なので当然USB充電の必要がなくvivofitやvivomoveモデルには存在しない。vivofitシリーズには手首で心拍数が取れるvivosmart HR Jもあるので、日常生活のあらゆる場面で心拍数の変化を知りたい人にはこちらがおすすめ。ただし光学式心拍計測で相当の電力量が消費されるので数日おきに充電する必要がある。

いずれにしてもGARMIN製品だけでこれだけ多くの商品が店頭に並ぶので、自分がどういったアクティブライフを送りたいかを構想しながら、ベストなチョイスをするという楽しみがある。vivomove classicの使い勝手としては、どんなスポーツをするかはお構いなしに気兼ねなく身体を動かして、終わったあとにスマホかパソコンでデータの詳細を確認する。そんな使い方をして、知らないうちに健康的なライフスタイルを手に入れることができるガジェット。まるで魔法の腕時計なのである。
《山口和幸@レスポンス》
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