200m世界チャンピオンのダフネ・シパーズ、リオ五輪へのプレッシャー | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

200m世界チャンピオンのダフネ・シパーズ、リオ五輪へのプレッシャー

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200m世界チャンピオンのダフネ・シパーズ、リオ五輪へのプレッシャー
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ナイキは、短距離選手 ダフネ・シパーズのこれまでの道のりを公開した。

ダフネ・シパーズは2015年8月28日、北京で行われた世界選手権200mで金メダルを獲得。同種目で、史上3番目に早い女子選手となった。シパーズはその2年前のモスクワ世界選手権には、7種競技の選手として出場し、オランダ人女性としては初の銅メダルを獲得している。

しかし、2015年6月、短距離に専念すると発表。北京での世界選手権200mで優勝し、その4日前の100m決勝で2位を勝ち取った彼女は、短距離に専念するという決意を新たにした。

シパーズは1992年6月15日、オランダのユトレヒトに生まれ、9歳の時に陸上を始めた。オールラウンドな選手として2010年にワールドジュニア7種のタイトル、2011年にヨーロッパ王者のタイトルを獲得。2011年韓国の大邱で行われた世界選手権には200mで出場し、国内記録を更新した。

しかし、0.05秒の差で決勝に残ることができず、19歳だった彼女はこの種目に専念しようと考えた。そして、2014年にヨーロッパ選手権に出場すると、100mと200mの両種目で金メダルを手にした。彼女はこの優勝で、短距離選手となった。

短距離種目を「とても素敵な世界です」と話す彼女だが、プレッシャーも感じている。「世界のエリート達と常に肩を並べて競技しなくてはならなくなりました。そこで実力を見せなくてはいけないのです。なぜなら、今、私が世界チャンピオンなのだから」とシパーズは語る。

彼女はすでに世界チャンピオンとなっているが、今は短距離走の方法を学んでいるところだ。179センチと長身で特に100mのスタートが苦手なシパーズは、身長の低い選手のテクニックを学び、スタートの改善を図っている。200mでは、カーブの走り方に取り組んでいる。

そして、この夏の課題は、プレッシャーの中でも走れることを見せることだ。シパーズは、2015年の金メダルが偶然のものではなかったことをリオオリンピックで証明する。
《美坂柚木》

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