フェデラーが逆転勝利、11度目のウィンブルドン準決勝進出 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

フェデラーが逆転勝利、11度目のウィンブルドン準決勝進出

スポーツ 短信
ロジャー・フェデラー 参考画像(2016年7月6日)
  • ロジャー・フェデラー 参考画像(2016年7月6日)
  • ロジャー・フェデラー 参考画像(2016年7月6日)
テニスのウィンブルドン選手権で7月6日、男子シングルス準々決勝が行われた。世界ランク3位のロジャー・フェデラーは13位のマリン・チリッチと対戦、相手のサーブに苦しめられたが6-7、4-6、6-3、7-6、6-3で逆転勝ちした。

序盤はチリッチのペースだった。長身から打ち下ろす強烈なサーブを武器にエースを奪っていく。タイブレークを制して第1セットを奪うと、続く第2セットも連取して準決勝へ王手をかけた。

追い詰められたフェデラーだが、ここから驚異的な粘りと執念を見せる。チリッチのお株を奪う強烈なファーストサーブに、前2セットよりも速度を上げたセカンドサーブ。後がない状況でより攻撃的になった。

第3セット第7ゲームは0-40と追い込まれるが、そこから5連続ポイントでキープ。続く第8ゲームをブレークしてセットを奪い返した。

第4セットは今大会のベストバウトに挙げられる激闘となった。互いにブレークポイントをセーブしてタイブレークに入ると、フェデラーはチリッチのマッチポイントを3度しのぎ、チリッチもフェデラーのセットポイントをしのぐ。長いタイブレークの末に11-9でフェデラーがセットを奪い返した。

サーブの確率が落ちてきたチリッチに対し、尻上がりに調子を上げてきたフェデラー。第5セット第8ゲームをブレークすると、直後のゲームをキープして熱戦に終止符を打った。

この試合にテニスファンからは、「フェデラー最後サービスエースで決めるのカッコいいな」「2セットダウンからの逆転勝ち。フェデラーやっぱ最高だわー!」「フェデラーすごすぎて言葉もない」「そりゃ観客もスタンディングオベーションするよ…チリッチほぼ完璧やったしマッチポイント何回あったん」「カッコ良すぎる逆転勝ち。序盤で絶対にチリッチの圧勝だと思ったもんな…」などの声が寄せられている。

激闘を制したフェデラーは、準決勝でミロシュ・ラオニッチと対戦する。

《岩藤健》

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