フェデラー復活へ、サンプラスも期待「テニス界が必要としている」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

フェデラー復活へ、サンプラスも期待「テニス界が必要としている」

スポーツ 選手
ロジャー・フェデラー 参考画像(2016年6月27日)
  • ロジャー・フェデラー 参考画像(2016年6月27日)
  • ロジャー・フェデラー 参考画像(2016年6月27日)
6月27日にテニスのウィンブルドンが開幕した。初日は男子世界ランク3位のロジャー・フェデラーが登場、1回戦では51位のギド・ペラと対戦し7-6、7-6、6-3で勝利した。

ケガからの完全復活を目指すフェデラーは、ペラにブレークチャンスを1度も与えなかったが、自身も9度のブレークチャンスで成功させたのは1度のみ。第1、第2セットはタイブレークまでもつれた。

ウィンブルドンで史上最多8度目の優勝を目指すフェデラーに、同じく7度の優勝経験を持つピート・サンプラス氏も期待している。

「いまのロジャー・フェデラーにとって重要なのは体調を万全に整えることだろう。年齢を重ね背中を痛めてしまうと、安定してプレーすることは難しい。身体を大きく捻るテニス選手にとって背中は重要だ。彼が万全の体調で試合に臨めることを願う。テニス界にはロジャーが必要だ」

サンプラス氏とフェデラーは2001年のウィンブルドン4回戦で対戦している。過去8年間で7度の優勝を誇っていたサンプラス氏だが、この試合ではフルセットの末にフェデラーが勝利。スターへの階段を駆け上がるきっかけになった。

「ロジャーとの対戦は難しい試合だった。私は当時31歳でキャリアの終盤だったが、ロジャーはデビューから間もなかった。私は第5セットを落とし、フルセットの末に敗れた」

サンプラス氏は笑みを浮かべ、懐かしそうに激闘を振り返った。

「彼はとても若かったがポテンシャルは明らかだった。ストロークとパワーが印象に残っている。結果的に素晴らしい選手に成長したが、当時の私にとってはつらい敗戦だった」
《岩藤健》

編集部おすすめの記事

page top