ラグビー日本代表もタックルにたじたじ…”殺人球技”車いすラグビーの迫力 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ラグビー日本代表もタックルにたじたじ…”殺人球技”車いすラグビーの迫力

スポーツ 短信
ラグビー日本代表もタックルにたじたじ…”殺人球技”車いすラグビーの迫力
  • ラグビー日本代表もタックルにたじたじ…”殺人球技”車いすラグビーの迫力
  • ラグビー日本代表もタックルにたじたじ…”殺人球技”車いすラグビーの迫力
  • ラグビー日本代表もタックルにたじたじ…”殺人球技”車いすラグビーの迫力
  • ラグビー日本代表もタックルにたじたじ…”殺人球技”車いすラグビーの迫力
  • ラグビー日本代表もタックルにたじたじ…”殺人球技”車いすラグビーの迫力
  • ラグビー日本代表もタックルにたじたじ…”殺人球技”車いすラグビーの迫力
  • ラグビー日本代表もタックルにたじたじ…”殺人球技”車いすラグビーの迫力
  • ラグビー日本代表もタックルにたじたじ…”殺人球技”車いすラグビーの迫力
リオ2016大会に出場が決定している、ウィルチェアーラグビー日本代表チームが5月2日に銀座で開催されたパラリンピックPRイベントに参加した。

現在日本代表チームは世界ランキング3位であり、リオ大会でのメダル獲得が期待されている。2004年のアテネ大会では8位、2008年の北京大会では7位、ロンドン大会では4位と、徐々に順位を上げてきているという。

そのことについて司会を担当した高橋尚子さんが触れると、池崎大輔選手は「僕を泣かせる気ですね。いまでも話そうとすると震えてきます。4位も8位も同じようなもの、すごく悔しい。ただ、あの時の悔しさがあるから今のモチベーションがある。あの日を忘れたことは1日もないですね」と強くコメント。

リオに向けて最後の追い上げだ。

「仕上がりは自分の中ではいい。チームのレベルも上がっている。メダルをとるための準備はできている。ただ、メダルを取れるかというとまだ分からないところがある。あと数ヶ月あるので、なにかを掴みたい」




タックルには定評のある池崎選手。「ウィルチェアーラグビーを知ってもらうには、タックルがわかりやすい」と述べ、ラグビー日本代表としてブームを巻き起こした山田章仁選手、廣瀬俊朗選手らとタックル対決をした。

「ラグビー日本代表の活躍が、ウィルチェアーラグビーに注目が集まったきっかけでもありますので、その感謝の気持ちを込めてぶつかっていきたい」と、奉謝の意でタックルすることをタックル前に表明。

山田選手は「なかなか試合前に怖くなることはないんですが、いまは怖さしかない」とタックル前から怖気づいた。

”殺人球技”とも呼ばれることのあるウィルチェアラグビー。選手らが立て続けにぶつかっていくそのシーンには会場中がどよめいた。競技用車いすがぶつかりあった際の衝撃音が、銀座の街中に鳴り響いた。

#車椅子ラグビー

CYCLE-やわらかスポーツさん(@cycle_style_of_sports_and_tech)が投稿した動画 -




山田選手は「言葉がでない。南アフリカの選手よりすごい」と衝撃を隠せない。廣瀬選手は「ほんまに強い。むちゃくちゃドキドキしている。まず、顔が怖かった。全然感謝の顔じゃなかった」と顔を引きつらせた。

最後には両選手から応援メッセージが。

山田選手は、「7人制ラグビー日本代表として僕もリオに挑戦します。メダル目指してお互い頑張りましょう」と自身の挑戦に絡めてコメント。

今年3月に引退を表明した廣瀬選手は、「勝ったことで僕らは環境を変えられた部分がありました。ですから、勝ちにこだわってほしい。ただ、スポーツはそれだけではない。みんなが前向きになったりとか、笑顔になったりとかいう素晴らしさがある。次の人生に活かせる何かを得て欲しい」と激励した。
《大日方航》

編集部おすすめの記事

page top