野老朝雄さんの「組市松紋」、多様性と調和を込める…東京2020大会エンブレム | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

野老朝雄さんの「組市松紋」、多様性と調和を込める…東京2020大会エンブレム

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東京オリンピックのエンブレムが野老朝雄氏の「組市松紋」に決定(2016年4月25日)
  • 東京オリンピックのエンブレムが野老朝雄氏の「組市松紋」に決定(2016年4月25日)
  • 東京オリンピックのエンブレムが野老朝雄氏(右)の「組市松紋」に決定(2016年4月25日)
  • 東京オリンピックのエンブレムが野老朝雄氏の「組市松紋」に決定(2016年4月25日)
  • 東京オリンピックのエンブレムが野老朝雄氏の「組市松紋」に決定(2016年4月25日)
東京2020大会のエンブレムが決まった。野老朝雄(のころあさお)さんの組市松紋(くみいちまつもん)だ。

日本では江戸時代に「市松模様(いちまつもよう)」として広まったチェッカーデザインを、日本の伝統色である藍色で、日本らしさを描いた。

形の異なる3種類の四角形を組み合わせ、国や文化・思想などの違いを示す。このデザインから「多様性と調和」のメッセージを込めるという。

オリンピック・パラリンピックが多様性を認め合い、つながる世界を目指す場であることを表している。

野老朝雄さんは、東京都在住。1969年生まれ。最終学歴は、東京造形大学卒業、建築専攻。現在の所属は、TOKOLO.COMとしている。

受賞 歴/代表作などは以下となる。

・展覧会
2010年 「MOTアニュアル2010:装飾」展(東京都現代美術館/東京)
2010年、2011年 「オープン・スペース 」(ICC/東京)
2014年 「マテリアライジング展II」(東京藝術大学美術館陳列館/東京)
2016年 [個と群] 野老朝雄×青森市所蔵作品展(国際芸術センター青森/青森)


・作品
2007年 FRP/F town ファサードパターン 建築設計:Atelier Hitoshi Abe(仙台/宮城)
2012年 工学院大学125周年記念総合教育棟 ファサードパターン+サイン計画 建築設計:千葉学建築計画事務所(八王子/東京)
2015年 BAOBAO TOKOLO PATTERN /BAOBAO ISSEY MIYAKE INC (バッグ)
2015年 大名古屋ビルヂング下層部ファサードガラスパターン 建築設計:三菱地所設計(名古屋/愛知)
《編集部》

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