パリ・サンジェルマン(PSG)のローラン・ブラン監督は2月28日のオリンピック・リヨン戦で喫した今季初黒星から立ち直り、再び力強い試合をしたいと会見で語った。
今季ここまでリーグ・アンで無敗を守ってきたPSG。しかし第28節、アウェーでのリヨン戦に1-2で敗れ、ついに無敗記録が止まった。前半に2失点を喫したPSGは、後半にルーカス・モウラのゴールで1点は返したが追いつけなかった。
ブラン監督はリヨン戦の敗因について、「力強い試合ができなかった」と振り返る。「リヨンは素晴らしいチームであり、彼らの勝利は非論理的なものではない」としながらも、自分たちに足りないものがあったと考えている。
「ビルドアップもうまくいかなかった。戻って守ることができておらず、連携した攻撃もできなかった。日曜日の夜には、あらゆることが水準以下だった」
各チームのPSG対策を乗り越えるためにも、自分たちのサッカーを取り戻す必要があると、ブラン監督は敗戦からの再出発を誓った。
「多くのチームが我々を倒そうと対策を練ってくる。あの試合では、リヨンのやり方がうまくいった。だからこそ我々は敗れた。今度は我々の番だ。日曜日の試合には欠けていた、精神力やモチベーションが必要だ。自分たちのプレーを取り戻すべきだ」
《岩藤健》
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