仏ドローンメーカーのパロット、日本市場の攻略に意欲 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

仏ドローンメーカーのパロット、日本市場の攻略に意欲

新着 ビジネス
仏パロット社レジャー用ドローン「Bebop2」発表会(2016年3月1日)
  • 仏パロット社レジャー用ドローン「Bebop2」発表会(2016年3月1日)
  • 仏パロット社レジャー用ドローン「Bebop2」発表会(2016年3月1日)
  • 仏パロット社レジャー用ドローン「Bebop2」発表会(2016年3月1日)
仏パロット社は3月1日、日本市場における2015年の事業報告と2016年の事業方針を発表した。

パロットは2012年に子会社としてパロット・ジャパンを設立。日本における事業は年々拡大を続けており、2015年度のレジャー用ドローンおよびコネクティック製品事業は前年比260%増と著しい成長を遂げている。

この原動力となったのが、「Bebop Drone」や第2世代「Minidrone」などの新型ドローン。さらに園芸用のスマート無線センター「 Flower Power」、ワイヤレス・ヘッドフォン「Parrot Zik2.0」などのコネクティッド製品だ。

2016年度、事業を倍増させる目標を掲げているパロットの計画の皮切りとなるのが、1月に発売された「Zik3.0」と、3月下旬リリースのレジャー用ドローンとして初めて25分の飛行時間を達成した「Bebop2」だ。

パロットは日本市場を重要なものと捉えているが、マネージングディレクターのクリス・ロバーツ氏は「日本市場には混雑していて競争率が高く、非常にユニークだ」と日本市場攻略の難しさについて口にする。攻略のために日本における専任のセールス&マーケティングチーム、顧客サポート・アフターセールスセンターを発足させた。

パロットグループは、昨年1月~12月の売り上げが3億2600万ユーロ(約400億円)。昨年は100万台のドローンを出荷している。
《大日方航》

編集部おすすめの記事

page top