東京マラソン2016、3時間台の女性ランナーたち…シンプル、つるまない、単純なものさし | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

東京マラソン2016、3時間台の女性ランナーたち…シンプル、つるまない、単純なものさし

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東京マラソン2016フィニッシュ地点、東京ビッグサイトにて(2月28日)
  • 東京マラソン2016フィニッシュ地点、東京ビッグサイトにて(2月28日)
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  • 東京マラソン2016(2月28日)
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男子・女子とも1位~7位までアフリカ勢が独占した東京マラソン2016。日本人女子最高は、2時間31分17秒の奥野有紀子(資生堂、10位)で、その背後には1分差でタレントの猫ひろし(2時間32分12秒、128位)がいた。

フィニッシュ地点で42.195kmを3時間台で走った女性たちに、マラソンに挑むきっかけについて聞くと、ダイエットや家族、結婚といったワードがあった。

「6年前に母親が病気で他界して、ひとりで閉じこもってた時期があったけど、ランニングブームのころに友人に誘われて走るようになった。それまで運動もたいしてやったことないのに。なぜかわからないけど、走ってるとお母さんと話しているような感じになる」

「きっかけはね、まあその、ダイエット」と照れ笑いしながら教えてくれた40代女性は、走り始めてから思わぬ方へと向かっていったという。

「家族や親戚、友だちとかに『結婚は?』って顔されると、もう言い返すの疲れちゃって。でも走るとなんかいろいろと忘れられて、シンプルに考えられるようになった。ベジタリアンとまではいかないけど食も変わったし、夜にお酒飲む機会も減った。ますます人と会うタイミングがなくなってるけど、逆に自然な気持ちで独身でいられる。いい意味で、何も考えずにつるむこともなくなった。そこが走り出して変わったことかな」

「めっちゃ雪振ってる秋田から」という女性は、3時間台ぎりぎりでゴールラインを越えた。「東京のほうが空気が軽い感じ。晴れてたし、4時間切ってうれしい!」と笑った。

「雪国で夜に走るのは難しい。だからお日様が出てる昼間にせっせと走る。限られた時間で走るとなると、景色やスタイルよりもタイムとか距離とか、単純なものさしに意識がいくというか。2日に1回というペースで走り出したのが4年前。30km走るようになって、フルマラソンを意識し始めて、『フルで3時間を切りたい』って思うようになった」

彼女は「見にきてくれた友だちと待ち合わせして、月島でもんじゃを食べて、夕方の新幹線で帰る。地元は雪が積もって走れないときもあるけど、でもやっぱり自分の家の近くを走るのが一番いいかな」と更衣室エリアへと消えた。
《大野雅人》

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