日本代表DF長友佑都が所属するインテルは2月3日、本拠地でキエーヴォと対戦し1-0で勝利した。先発した長友はフル出場を果たし、1カ月ぶりの勝利に貢献している。
1月27日のコッパ・イタリア準決勝ファーストレグ、ユベントス戦ではフアン・クアドラードのスピードに振り切られ、マッチアップで後れを取った長友。前節ACミランとのミラノダービーでは先発を外れたが、キエーヴォとの試合で名誉挽回のチャンスが回ってきた。
試合は前半からホームのインテルが支配する。何度も得点チャンスを迎え、エースのマウロ・イカルディがシュートを放つが、キエーヴォのGKアンドレア・セクリンが好セーブを見せ点が入らない。
それでもインテルは後半3分、CKから最後はイカルディが押し込み先制点を奪った。
長友は後半11分に右サイドのクロスで得点機を演出、しかしここはイカルディのヘディングシュートがバーを叩き、追加点とはいかなかった。
2点目は奪えなかったインテルだが、このまま試合は終了し久しぶりの勝ち点3を得ている。長友はチャンスメイクのほか、守備面でも判断よく無失点に防いだ。
久しぶりの先発出場で活躍した長友に、「ミラノダービーをベンチで見た鬱憤を晴らす活躍だった」「今節は長友も本田も活躍してセリエAを見るのが楽しかった」「長友の粘着マークは素晴らしかった」「長友からイカルディへのパスよかった。長友すごすぎ」などの声が寄せられている。
試合後にインテル公式サイトは、「僕たちは他の試合の結果を気にしない。自分たちが何をするかが大事。良い練習をして、ポジティブにいかなければいけない」という長友のコメントを掲載した。
《岩藤健》
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